昨日も、着物と洋服をミックスしたコーディネートで、いつものように気軽にお出かけしました。
「着物=特別な日」という感覚は、もう私の中にはほとんどありません。
洋服の上にそのまま着物を重ねるだけで、驚くほど楽で、軽快。
そして工夫次第で、とても暖かく着ることもできます。
長時間の外出でしたが、出先でも
「やっぱりこの着方のほうが楽で良かったな」と改めて感じました。
胸元が少し浮いたり、着丈を短く着ることで工夫が必要な場面はありますが、
着ていて困るほどのことはなく、気持ちは終始ラクなままでした。
着物を着たい気持ちはあるのに、
「準備が大変そう」「きちんと着なきゃいけない気がする」
そんな理由で出番が減っているなら、洋服ミックスコーデはとてもおすすめです。
この記事では、昨日も実際に着て出かけた私の体験をもとに、
着物と洋服ミックスコーデのメリットとデメリット、そして自由に楽しむコツをお話ししていきます。
【中に着ている服(洋服)】
- タートルネック+スカート(ウール)
- SOU・SOUのハイソックス

気軽に続ける着物
洋服選びに時間がかかるので、着物がOKな場所なら、私は迷わず着物です。(真夏はさすがにお休みしますが)
昨日は家計管理の勉強会へ、着物×洋服のミックスコーデでお出かけしました。
ワンピースや巻きスカート感覚で着られるので、とにかく楽。
寒い時期も工夫すればしっかり暖かいです。
昨日はスパッツを履き忘れて、帰り道が少しスースー。
次は忘れずに履こうと思います。

結論
洋服ミックスのメリット
- とにかく楽で、長時間着ていても疲れにくい
- 洋服感覚でコーディネートでき、迷いが少ない
- 冬はタートルネックなどで暖かく、面倒で寒い襦袢が不要
- 派手かな?と思う若い頃の着物も楽しく取り入れられる
- 寸法が小さい着物も着られる
- 名古屋帯・半幅帯など帯も自由
- コートやバッグ(リュック含む)の制限が少ない
- 自分が気にしているほど周りは見ていず、案外、褒めらえる
- 着物をワードローブに加えられ、上質な一枚が増えるのが嬉しい
これらはすべて、私自身が実際に着て感じていることです。
昨日も着て出かけましたが、不便さよりも楽しさの方がずっと上回っていました。
- 【着物】
- マイサイズの結城紬
- 帯はサリーのリメイク帯(市販)頂き物

着物と洋服ミックスコーデのデメリット
正直に言うと、デメリットは多くありません。
- 着丈を短くするため、裾がが少し開きやすい
- おはしょりが長くなりやすく、ひと手間必要
- きちんと感が求められる場には向かない場合がある
ただし、
裾すぼまりをいつもより多く意識して着付けたり、
椅子に腰掛けたとき、裾が開いて見えても良いようにスカートやステテコを中に履いたり、
長くなったおはしょりは腰紐一本で調整をすることで、どれも大きな問題にはなりません。

見えても良いきれい色柄の腰紐が一本あると便利です。
洋服ミックスをすすめる理由
私は約30年、着物の仕事をしてきました。
その中で、きちんとした着物の美しさも、同時にその大変さも知っています。
今は、補正や衿合わせといった細かいことに縛られず、
もっと自由に、楽しく着物を着られるのであれば、
洋服ミックスコーデという着方はとても自然だと感じています。
日本の着物には、素材そのものの素晴らしさや、気の遠くなるような手業、
洋服にはない独特の色味があります。
それらは年齢を重ねた今の自分に、ハイブランドのような無理のない華やかさを添えてくれる、
とても貴重な存在です。
だからこそ、洋服ミックスコーデは、
着物を特別なものから日常へと戻してくれる着方だと、実感しています。
そして、着物初心者の方でも、気負わず始められます。
【中に着ている服(洋服)】
- タートルネック+スカート(ウール)
- 帯はサリーのリメイク帯(市販)頂き物で、柄出しによって違って見えます。
- たかはしきもの工房の暖かハイソックスブラック
【着物】 - 姉のウールの着物
- コートは洋服用のラグラン袖

まずは一歩、気軽に
眠っている着物があるなら、
まずは洋服の上に一枚、重ねてみてください。
完璧に着なくてもいい。
きちんと整っていなくてもいい。
大切なのは、「着て外に出てみる」ことです。
気にしているのは、案外、自分だけ。
周りの人はそれほど細かいところまで見ていません。
むしろ、「素敵ですね」と声をかけてもらうこともあります。
この写真のように、
着物をワードローブの一枚として着てみるだけで、
日本の素材の良さや、深みのある色味が、
年齢を重ねた今の自分に、自然な華やかさを添えてくれます。
着物をもっと自由に。
特別な日のためではなく、日常の延長として。
昨日も着た、その延長線上で、
今日もまた着られる。
そんな着物との付き合い方があっても、いいのではないでしょうか。
黒コーデの中に袖の赤が元気をくれています。
【中に着ている服(洋服)】
- 黒のタートルネック+パンツになるスパッツ
【着物】
今の年齢では誂えない柄が大きすぎる母の大島紬(技術としてはスグレモノ)
自分のお召の名古屋帯
小物は帯に合わせておとなしめに
ユニクロのダウンベスト

足元はどちらかと言うとスニーカーより、エナメルショートブーツや着物に合う革靴を合わせることが多いです。

足首まである安心感のある丈で、冷えにくく、
かかとの低さが体にやさしい。
無理せず、でもちゃんと気分が上がる一足です。
最後までお読みいただき有難うございます。この記事が参考になれば嬉しいです。

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