初詣は“着物女子デビュー”にぴったり!本格スタイル編【パート2】

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初詣は“着物女子デビュー”にぴったり!本格スタイル編【パート2】
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目次

2026年は着物で、新しい自分に会いに行こう。

初詣は“着物女子デビュー”にぴったりのタイミング。

凛とした空気の中で袖を通す着物は、特別な一年の始まりをより豊かにしてくれます。

この記事は、ただ「初詣で着物を着てみたい」というビギナーさんだけでなく、

「もっと着物を深く楽しみたい」「着物を通して季節や所作を味わいたい」

そんな方にも向けた、ワンランク上の内容(パート2)にしています。

着物選びのコツや寒さ対策に留まらず、

帯や小物の合わせ方、写真映えの考え方、初詣ならではのマナーなど、

“着物をしっかり楽しむための視点” を加えて丁寧に解説。

2025年、新しい自分に出会う初詣を、

着物という特別な装いとともに迎えてみませんか。

ただ「初詣で着物を着てみたい」という気楽に簡易版着物デビューのはこちらから

初めての人でも安心!着物選びのコツ

● 色は“優しめ”が使いやすい

これから着物を誂えたり、リサイクルで購入する場合は

初詣は落ち着いた雰囲気が好まれるので、

柔らかい色(クリーム・薄桃・藤色・灰青など)が品よく馴染みます。

帯や小物で少し華やかさをプラスすると、お正月らしさもアップ。

こんなふうに選ぶと初詣以外の他の用途にも幅広く使えることが多いです。

● 柄は“季節感”を意識すると素敵

松竹梅、梅柄、吉祥文様などはお正月と相性抜群。

無地に近い着物でも、帯や帯締めにお祝い感を添えると◎。

お正月限定ですが恵比寿笹の帯も気分が盛り上がります。

無地紬に恵比寿笹の帯でお正月コーデ
無地紬に恵比寿笹の帯でお正月コーデ

● 動きやすさ手軽さも重要

長時間歩く初詣では、

・ポリエステル素材(天候に左右されない)

・紬風の生地(軽くて暖かい)

などが初心者さんには扱いやすいです。

便利な新素材はお手入れの手間と費用面でも初心者の味方です。

自宅で洗濯機洗い可のポリエステルの着物にえびす笹の帯
自宅で洗濯機洗い可のポリエステルの着物にえびす笹の帯

東レシルックの小紋は、絹のようなきれいな見た目で、洗濯機で洗えるから、日常使いからちょっとしたお出かけまで、どんなシーンでも活躍します。
季節を選ばない模様の飛び柄小紋は特に幅広く着られます。

お祝いの場をもっと楽しくしてくれる帯、一本あると会話もはずみますね。

  • 楽しげで遊び心のあるおもちゃ柄は、お正月はもちろん、お祭りや普段のお出かけにもぴったりです。
  • 小紋、紬などの普段きものに合わせてコーディネートをお楽しみください。

真冬の初詣に必須!着物の寒さ対策

着物は布を重ねるので意外と暖かいですが、

1月の初詣は油断禁物!下記を取り入れると快適です。

● ヒートテックは“首元が見えないデザイン”を

肌着としてヒートテックはおすすめです。Uネック、もしくは深めのVネックなら着物から見えません。

かさばらず、フィットして襦袢の下に最適です。

● 足元は「足袋インナー」で温かさUP

足袋の中に履く薄手の靴下や、足袋カバーがあると冷え知らず。

ハイソックスタイプの足袋インナーを足袋の下に履くと足首の防寒対策になります。

メンズサイズもあり、御夫婦で購入された生徒さんに好評でした。

私は洋服にも愛用して寒さ対策に大変助かっています。

● 羽織・ショールでさらに華やかに

羽織は着崩れにくく、動きやすくてとても便利。

タートルネック風のストールは避け、ショールならふんわり肩に。

肩を覆うと暖かさが増します。

ショールを巻くときの注意点
ショールを巻くときの注意点

抜いた後ろ衿をすっぽり覆うように巻きます。

ショールをこのように巻くと防寒対策にも見た目も効果的です。
ショールをこのように巻くと防寒対策にも見た目も効果的です。

初詣で役立つ“小物”チェックリスト

着付けにいる定番

  • 腰紐(3本)
  • 伊達締め(2本)
  • コーリンベルトまたは和装クリップ(伸縮性の着付けが楽になるお助けグッズ)
  • 衿芯(衿をスッキリさせる)
  • 帯枕・帯板(名古屋帯・袋帯の場合)
  • 着物、襦袢、肌着、帯、帯揚げ、帯締め
  • 足袋、草履(暖か足袋インナーは必須)
    上記はいつもの必需品ですが
  • 補正用タオル(必要なら用意)

初詣に役立つ小物

あらかじめ揃えておくと初詣当日が本当にラクになります◎。

  • ハンドウォーマー(スマホ対応手袋でもOK)
  • 洋服用大判ショール(着物用でなくてもOK)
  • カイロ(貼るときは衣類の上からで、熱くなったら取りはずせる場所に貼ってください)
  • 口が塞がるバッグ or がま口バッグとエコバッグ(人混みにも安心、荷物が増えてもOK)

貼れないカイロは、ポケットやカバンにしまっておけるので、手先を温めたいときにすぐに使用することができます。

神社で写真映えする“着物女子のポイント”

● 鳥居・参道の赤×着物は相性バツグン

着物の色が淡い場合でも、背景の赤で写真が一気に華やかに。

下鴨神社

● 帯結びを主役にする後ろ姿も素敵

少し歩く姿、手水舎で手を清める姿、階段を上る横顔…

自然な動きの中の“後ろ姿ショット”がとても上品です。

和風建築や庭園と着物は相性抜群です。

寺院の庭園を眺めている後ろ姿
寺院の庭園を眺めている後ろ姿

● 小物は写真で“目に留まる部分”

帯締め・帯揚げ・バッグの色を一つ統一するだけで

全体がまとまり、写真で映える着物姿になります。

コーディネートの基本として全体の色を3色以内にまとめると着姿がスッキリとし現代風になります。

帯締めを恵比寿笹の色に合わせて3色ぐらいにしています
帯締めを恵比寿笹の色に合わせて3色ぐらいにしています

2026年は“着物で初詣”。新しい自分に出会うスタートに。

着物を着るだけで、普段とは違う感覚や所作が自然と生まれ、

その瞬間から“新しい自分”が始まります。

初詣は静かな気持ちで一年の願いを立てる時間。

だからこそ、着物という特別な装いが心まで整えてくれます。

2026年は、

どうぞ着物とともに心新たな一年を迎えてみてくださいね。

あなたの“着物女子デビュー”、心から応援しています。

最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が参考になれば嬉しいです。

着付け教室を開いています。お問い合わせお待ちしております。

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