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着物を着ているとチェックされてる目線を感じます。
どう思われてるか心配で着るのが億劫になってしまいます。



その気持ち、とてもわかりますよ。でも、周りの人はそんなに細かく見ていないことが多いですし、何より自分が楽しんで着ることが一番大切です。完璧じゃなくても、自分に合う着方で気軽に楽しんでみましょうよ。



でも、着物警察に捕まったらどうしたらいいかわかりません。
着物を楽しんでいると、時に「着物警察」と呼ばれる厳しい目に遭うことがありますよね。そうなると、どう対処すればよいか分からず、不安やストレスを感じてしまう方も多いでしょう。
着物歴30年のみつ子が、その経験をもとに、着物警察に負けずに自信を持って着物を楽しむためのコツや対処法をお伝えします。これを読めば、もっと気軽に着物ライフを楽しめるはずです!
そもそも、着物警察とは!?
定義
一般的に「着物警察」という言葉は、着物のルールやマナーに厳格な人
- 間違っていることを教えたい人
- 正しく着物を着てほしい人
- 黙ってみていることが出来ない人
- 注意することが為になると思っている人
- 着物に詳しい人



着物を着るときは文化や伝統を大切にするのは大事ですが、そればかり気にしていると楽しくありません。私自身も楽しめません。
レベル別その場の対処法
着物警察に声を掛けられたら
着物を着ていると、たまに「着物警察」に声を掛けられることがありますよね。
でも大丈夫!レベル別に、上手な受け流し方があります。
初心者さん向け
- アドバイスは一応聞いてみる
- 着慣れていないのでよくわからないと伝える
- 「ありがとうございました。勉強になりました」と言って、その場を離れる
中級者さん向け
- アドバイスは一応聞いてみる
- 正しい内容であれば、直せるところは直す
- 今後気を付けると伝える
- 「ありがとうございました。勉強になりました」と言って立ち去る
上級者さん向け(余裕の対応)
- アドバイスは一応聞いてみる
- 正しい内容なら直せるところは直す
- 「今後気を付けます」と軽く伝える
- 相手の着姿をチラッと観察して、着物警察の弱点を探す…ちょっとした遊び心で
- 「ありがとうございました。お互い気を付けましょう」と笑顔で締める
根本的な最低限おさえておきたい基礎知識
場所や状況に応じた適切な着物を知っておく
着物は季節や着て行く場所に合わせて選ぶ
着物の季節
- 袷(裏が付いている着物)・・・1,2,3,4,5月
- 単衣(袷の生地で裏が付いていない物)・・・6,9月
- 薄物(透け感のある裏のついていない着物)・・・7,8月
- 例外として、浴衣はお祭りの時など6月や9月にも着る。
着て行く場所
- 留袖・・・・親族の結婚式(最近は母親のみが多い)
- 訪問着・・・正当な装いが求められる場所、招待された結婚式、家族の式事、パーティー
- 小紋・・・・普段着(洋服でいえばカジュアルシーン)ショッピング、ランチやディナー
- 紬・・・・・普段着(洋服でいえばカジュアルシーン)ショッピング、気軽なランチやディナー
着物をYouTubeで学んでおく
着物を着る前に、YouTubeなどで基本を学んでおきましょう。
最低限の知識として、
- カジュアルシーンでのルールや着方を動画で確認しておくと安心です。
- 自分で着られなくても、どんな流れで着ていくのかを知っておくだけでも役立ちます。
サイズが合わない着物は「着崩しコーデ」で楽しむ
- 少し難しそうに思えても、洋服のように気軽に考えてみましょう。
- Instagramなどで「ゆる着付け」を検索し、気に入った着方を真似してみましょう。
- コーディネート例を参考にして、自分なりに着てみるのもおすすめです。
書籍で学ぶ
書籍も保存して見返せるのでおすすめです。
センスが良いコーディネートを最初に学んでおくとおしゃれな無駄のない着物ライフが送れます。
帯単独で詳しく説明されていてオールカラーで色のコーディネートの参考になります。



参考になる本、図書館にもいっぱいありますよ!!
自分のレベルに合う本から読んでください。
まとめ
着物警察に負けないためのポイント
- ある程度の着物知識を身につけておくと安心
- 最近はあまり見かけないので、過度に気にせず着る
- レンタル着物の場合は、自分の落ち度ではないことを伝える
- 「ありがとうございました」とお礼を言って、その場を立ち去る
- 必要以上に怖がらない
- ニコニコ笑顔で対応し、嫌なことははっきり断る
実例と対処法
私はバスの中で、高齢の方から「羽織はお尻の下に敷いて座ってはいけません!」と注意されました。
おそらくその方の若い頃は、羽織の丈が短く、後ろに流して座る作法だったのでしょう。
しかし今は長羽織が主流で、後ろにたまるように座ると、しわだらけになってしまいます。
私は有難く聞くふりをして、そのまま座っていました。
時代が変われば作法も変わる、いい例だと感じました。
着物警察なんのその!着物をもっと自由に楽しみましょう!!




最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が参考になれば嬉しいです。
着付け教室を開校しています。ご質問等お気軽にお寄せください。
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