着物を着ているとチェックされてる目線を感じるのよね。
どう思われてるか心配で着るのが億劫になってしまうのよね。
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着付け講師30数年のみつ子が着物警察対処法をお伝えします。
目次
そもそも、着物警察とは!?
定義
一般的に「着物警察」という言葉は、着物のルールやマナーに厳格な人
- 間違っていることを教えたい人
- 正しく着物を着てほしい人
- 黙ってみていることが出来ない人
- 注意することが為になると思っている人
- 着物に詳しい人
着物を着る際には、文化や伝統に敬意を払いつつ、他の人と共存を心がけることが重要です。
というのは、間違いではありませんが、そんなことばかり守っていたら、着物を着る気になりませんよね。私でも楽しくないです。
バージョン別その場の対処法
着物警察に声を掛けられたら
初心者さんバージョン
- 一応、アドバイスを聞いてみる。
- 着慣れないのでよくわからないと伝える。
- 「有難うございました。勉強になりました。」と言って、その場から離れる。
中級者さんバージョン
- 一応、アドバイスを聞いてみる。
- アドバイスがあっているなら直せることは直す。
- 今後気を付けると伝える。
- 「有難うございました。勉強になりました。」と言って、その場を立ち去る。
上級者さんバージョン
- 一応、アドバイスを聞いてみる。
- アドバイスがあっているなら直せることは直す。
- 今後、気を付けると伝える。
- 着物警察の弱点を探すように相手の着姿を眺める。
- お礼を言って、お互い気を付けましょうと伝える。
根本的な最低限おさえておきたい基礎知識
場所や状況に応じた適切な着物を知っておく
着物は季節や着て行く場所に合わせて選ぶ
- 着物の季節:袷(裏が付いている着物)・・・1,2,3,4,5月
- :単衣(袷の生地で裏が付いていない物)・・・6,9月
- :薄物(透け感のある裏のついていない着物)・・・7,8月
- 例外として、浴衣はお祭りの時など6月や9月にも着る。
- 着て行く場所:留袖…親族の結婚式(最近は母親のみが多い)
- :訪問着・・・正当な装いが求められる場所、招待された結婚式、家族の式事、パーティー
- :小紋…普段着(洋服でいえばカジュアルシーン)ショッピング、ランチやディナー
- :紬・・・普段着(洋服でいえばカジュアルシーン)ショッピング、気軽なランチやディナー
着物をYouTubeで学んでおく
- 着物を着るからには最低限の知識を知っておく。
- カジュアルシーンの知識を動画で知っておく。
- 着方を知っておく。
- 着れなくてもよいのでどんなふうに着るのかを見ておく。
サイズが合わない着物は着崩し着物で対応する。
- 少しハードル高めかも知れないが、洋服感覚で考えてみる。
- 着物を洋服のコート感覚で扱って着てみる。
- インスタグラムなどでゆる着付けを検索して真似してみる。
- コーディネート例を真似して着てみる。
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参考になる本、図書館にもいっぱいありますよ!!
まとめ
- 着物警察に勝つためには、ある程度の知識を身に付けることが大事。
- あまり最近は見かけなくなっているので以前より確立低く大丈夫ですので、気にせず着る。
- そもそも、レンタルして着ている場合は自分自身の落ち度ではないので、その旨つたえる。
- お礼を言ってその場を立ち去る。
- 洋服に置き換えて考えてみると注意されていることが正当かわかる。
- 必要以上に怖がらない。
- ニコニコ笑って、嫌なことは、はっきり断る。
私もバスの中で、「羽織はお尻の下に敷いて座ってはダメ!」と高齢の方に注意を受けました。
その方の若い時は、たぶん、羽織の丈が短い時代、今、後ろに溜めて座ったらそれこそ、しわだらけになる。
有難く、聞くふりをしてそのまま座っていました。時代が変われば扱い方も変わる、いい例でした。
この記事が参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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