京の冬、息子と着物でランチ、暖かく過ごす極意、3選

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息子に年末に京フレンチおくむらのランチごちそうになりました。

この記事は寒い冬の京を少しでも暖かく過ごしたい人にお読みいただきたいです。

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目次

着物生活冬の陣

寒さ対策

みつ子

着物で寒いのは首元、手元、足元ですね!

質問者さん

年齢的にも着物は寒いので、着るのを辞める時がたしかにありますね。
寒さ対策ができればもっと着物が楽しめるわ。

首元対策

首元は女性は襟が抜けているので幅のあるショール、男性は洋服用のマフラー、巻き方は、襟に沿わせることが大事です。

手元対策

手元から寒さが入ってくるので、肌着として襟ぐりが開いた、長そでシャツを着ます。

そして、てぶくろで隙間を埋めます。なるべく、肌色に近い襟ぐりの開いたヒートテック

を着ますが、室内に入ったら、まくり上げて袖口から見えなければ、何色でもOKです。

男性さんにもおすすめします。

足元対策

足首を暖かくすればいいので着物用のハイソックスを足袋の下に履きます。

わたしも、愛用しております。

もし、足首だけでなく脚全体を暖かくしたいときは、スパッツをはきます。

そこまですることがないくらいは、絹のステテコを履きます。

寒さで、着物を諦めることよりも工夫をして暖かくお出かけしましょう。

現在は、本来の着物肌着に加えて、洋服用も機能的に活用できます。

こだわりなく、冬を乗り切っていきましょう(#^.^#)

寒暖差対策

まり

外は寒くても、室内は暖かい時はどうしましょう?

屋外では、お持ちの着物用コートを着ましょう。羽織は前が開いているので、寒気が入りやすいです。

最近は、ロングコートもありますし、洋服と兼用できるコートも販売されています。

わたしも欲しいくらいです!袖口にリブがついていて風が入ってこない仕様です。

着物まわりも、進化しています(^^♪

室内に入ったら、コートは必ず脱ぎます、羽織は着ていてもOKです。

羽織しか持っていなくても、大判の洋服用のショールがあればそれを羽織の上からかければOKです。

わざわざ、着物用を買わなくてもいいと思います。

手元は、アームカバーを外し、下に着ているシャツの袖をまくり上げて、袖口から見えないようにすればOKです。

足元は、冬であれば、そのままハイソックスを履いたままでもそれほど、暑さを感じないと思いますし

どうしても、暑い場合は、ハイソックスを脱いでください。

何十年とわたしが実証済みですので、屋外との寒暖差は大丈夫だと思います。

個人差があるので、ご自身に合わせて調節してくださいね。

美しさ対策

まき

防寒対策をして寒さは防げても、着姿が美しくないと楽しくないですよね

みつ子

コートとショールなど、冬はたくさん着こむので、着物は、なるべく軽い素材がお勧めです。

例えば写真の私が着ている大島紬や結城紬、久米島紬などです。

行先に合わせて、決めますが、ランチなら、紬系で充分です。

正装の場合は、正装着物にはコートが決まりです、正装用の紋付き羽織以外は羽織は着ることはできません。

帯は、行先によって、季節の風物などを取り入れたり、意識すると楽しいでしょう。

ランチの日は年末だったので冬の風物の雪輪の模様の大島紬に、フレンチを意識して

エルメスのガウンからリメイクした名古屋帯にしました。

言葉に出さずとも、じぶんのプロデュースで楽しみました(*^_^*)

 

まとめ

着物生活冬の陣の対策

実際、冬に着物を着て出かけるのは寒さ対策が必須です。

着物だからと、考えずに、洋服と同じように考えていただくといいと思います。

ただ、着物の形からどうしても、洋服用のコートは袖が入らず着られません。

あまり、着物で出かける機会が少ない方は、ケープやポンチョを利用されてもいいかもしれません。

寒ささえ防げれば、大判ショールでもいいかもしれません。気楽にお出かけしてください。

首にはショール、手元はヒートテックなどの襟ぐりが開いた長そでシャツに

足元は、スパッツやあったか着物用ハイソックスで

着物用ハイソックスはもちろん、洋服時にも使えます。

現在は、着物用、洋服用と区別せず、使えそうなものは試してみて

どんどん、着物で、お出かけのハードルをダウンしてください。

着物の下は見えません!実際、ヒートテック長そでシャツ、アームカバー、あったか着物用ハイソックスで

快適に、冬の陣を楽しんでいる実録、私からの提案です。

息子にごちそう様でした

フレンチレストラン おくむら

久々の、さすがの「おくむら」さん、美味しかったですし、一足早いお正月気分のお料理に大満足でした。

チョイスできるデザートもたっぷり!欲張っていただきました。

最後の締めがカレー!?がちょっと不思議でしたが、美味しかったです。

そのあと曼殊院へ拝観

手入れの行き届いた庭園をバックに贅沢な写真になりました。

年に何回か、自宅を離れ暮らす息子が高級レストランに連れて行ってくれます。

息子もそのレストランのお料理が食べたいとのこと有難いお相伴です。

年末フレンチに選んだ着物

エルメスのガウンから帯をリメイクに詳細は上げましたが

締めている帯はエルメスのガウンからリメイクしました。

大島紬に合わせています。

大島紬はさらっとしていて結城紬やほかの紬より艶もあり

余所行き感が出ます。

合わせやすいきもので着物好きのファンも多い紬ですね。

冬を意識して、雪輪の模様の絣が入っております。

桜の花びらは寒桜のイメージでしょうか?

行先に合わせてコーディネートを考えるのも着物生活の楽しみです。

大島紬とは

大島紬(おおしまつむぎ)は、日本の伝統的な絹織物で、主に鹿児島県の奄美大島や周辺地域で生産されています。以下に、大島紬の主な特徴を挙げます。

1.  絹の質感と光沢:大島紬は高品質な絹糸を使用しており、独特のしっとりとした質感と美しい光沢があります。

2.  泥染め:大島紬の最大の特徴の一つが、奄美大島の泥を使った泥染め技術です。泥染めによって深い黒色が生み出され、この技法は大島紬のシンボル的な存在となっています。

3.  絣織り(かすりおり):大島紬は「絣織り」と呼ばれる技法で織られており、細かく緻密な模様が特徴です。この模様は糸の段階で染め分けられており、織り上がったときに複雑で美しいパターンが現れます。

4.  丈夫さ:大島紬は非常に丈夫で長持ちする織物であり、世代を超えて使用されることが多いです。使うほどに風合いが増すのも魅力の一つです。

5.  手間と技術:大島紬の生産には非常に多くの手間と高い技術が必要です。染め、織り、仕上げの各工程が手作業で行われ、多くの職人が関わります。

6.  伝統と現代の融合:伝統的な技法を守りながらも、現代のデザインや色彩を取り入れる試みも行われており、さまざまなシーンで着用できるようになっています。

大島紬は、その美しさと品質の高さから、多くの人々に愛され続けています。また、和装だけでなく、現代のファッションアイテムとしても人気があります。

紬に関するご質問などございましたらお気軽にお問い合わせください。

※以前の情報につき、「おくむら」の詳細はご自身で検索お願いいたします。

最後までお読みいただき有難う御座いました。この記事が参考になれば嬉しいです。

着付け教室も開校しています。着付けやコーディネートのご相談も受け付けております。

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