「今年こそ、初詣に着物を着てみたい…!」
そう思っても、
- 着付けが難しそう
- 着崩れたら直せない
- 冬の着物は寒くて大変
- 着物で出かけるのに気後れする
こんなお悩み、ありますよね。
でも大丈夫。
初詣は、着物デビューにぴったりのタイミング。
しかも 洋服と組み合わせるだけ で、驚くほど簡単に・暖かく・可愛く着物を楽しめます。
この記事では、初心者さんでも今日から真似できる
「とにかく簡単な着物アイデア6選」 をご紹介します。
着物のルールにしばられない、新しい気軽さ。
今年の初詣は、あなたの着物デビューの第一歩にしてみませんか?
初詣の簡単着つけアイデア6選
① 洋服と着物を組み合わせる
着物と腰紐2本だけ!でOK。
トップスやインナーは洋服で問題なし!
② タートルネック&スパッツであたたかく
襦袢(じゅばん)の代わりにタートルネックは最強。
着崩れの心配無用、保温力抜群で、衿元がスッキリしておしゃれ。
③ 帯はなくても大丈夫
冬は上着を羽織るので帯が見えません。
腰紐と胸紐の2本で留めるだけで十分。
もしあれば使っても構いませんが、上着を羽織るので、大きくてかさばる帯結びは避けたほうが快適に過ごせます。
簡単コンパクトなカルタ結びが便利です。

④ ブルゾンを羽織る
着物の上に普段のアウターでOK。
丈の短いブルゾンだとバランスも◎。
ケープなども可愛いくバランスが良いです。
⑤ 足元はブーツで決まり
草履がなくてもノープロブレム。
防寒にも歩きやすさにも優れています。
ハイソックスにスニーカーでもかわいいですね!
⑥ 着物は短めに着付けるだけ
巻きスカートのように扱えるので、
初心者さんでも着崩れ知らずで安心。
この身の丈に着て腰紐でウエストを留め、おはしょりを整えて自然に衿合わせをし、胸紐で抑えます。
コーリンベルトがあればもっと快適です。
あると便利な小物
- マフラー
- 手袋
- 帽子
防寒しながらおしゃれの幅も広がります。
バッグも、着物用でなくてもOK。
両手が空く 斜めがけバッグやリュック はむしろ便利です。
なぜこれで大丈夫なのか?その理由
- 冬は上着で帯が隠れるので帯なしでOK
- 草履の代わりにスニーカーやブーツが自然に馴染む
- 着崩れやすい襦袢を着ないので、タートルネックの方が安心
- お正月は和服の人も多く、自然に溶け込める
- たくさんの人に紛れるので目立たないし気楽
- 着物を短く着付けるので、足さばきが良く動きやすい
- 上着を羽織るので裄が短くてもそもそも、見えない
初めての着物でも、気兼ねなく楽しめる環境が整っているのが「初詣」なんです。
具体例:私のおすすめコーデ
- 黒のタートルネック
- 黒字の大島紬(母のお下がり。丈が短いからむしろ扱いやすい)
- 黒のスパッツ
- 黒のブーツ
- ブルゾンを羽織る
黒でまとめることで、着物の柄が引き立ちつつ、
洋服の中に紛れても悪目立ちしません。
裄が足りなくても、袖が長めのトップス+手袋で全く問題なし。
上着を着るので気になる部分は自然と隠れます。
最初はこれくらい“控えめ&安心”なコーデが気持ち的にもラク。
一度経験すると、年々アレンジが楽しくなりますよ。




ブルゾンは袖幅が広いので、着物の袖もしっかり収まります。
最後に:初詣は着物デビューの絶好のチャンス
初詣は、着物デビューにぴったりのイベントです。
洋服と着物を組み合わせるだけで、
難しい襦袢の着付けもいらず、しっかり暖かく、
着物の良さを気軽に味わえます。
「ちゃんと着ないといけない」という思い込みを手放して、
まずは 好きな着物 × 好きな洋服 で一歩踏み出してみませんか?
今年の初詣が、あなたの新しい着物ライフのスタートになりますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が初詣着物デビューのきっかけになれば嬉しいです。
着付け教室を開いています。お気軽にお問い合わせください。

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