着物は雰囲気!多く持たずとも、色目で季節感や印象をアピールする方法

みつ子

高齢になり、着物をかなり整理しました。それでも、着物の特性を活かし、少ない数でも色使いで季節感や印象を表現する方法を実践しています。

同じように多くを持たずにそれができればと考えている方にお読みいただきたい記事です。

着物の色や柄だけでなく、小物の組み合わせ次第で、少ない着物でも多彩なコーディネートを楽しむことができます。

質問者さん

着物や小物を次々と増やして季節感や印象を演出していましたね。

まり

季節感のある小物選びは楽しく、価格的にも手頃なので、つい増えてしまいます。

まき

着物や小物を増やさずに季節感や印象を表現できれば、収納スペースも節約でき、費用も抑えられて理想的ですね。

みつ子

そうなんです。持てば持つほど管理に手間や費用がかかるのです。

今回はクリスマスコーディネートを例にしています。

各々の季節感や印象をアピールする方法もお伝えしますのでご自身の持ち合わせの範囲で実行してみてください。

「 季節を感じる色目選びの基本」を参考になさってください。

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目次

結論

①着物のコーディネートでは、季節に応じた素材や柄の着物を選ぶことで、装い全体の季節感を高められます。

②また、同じ着物や帯でも、帯揚げや帯締めを変えることで、春と秋で使い分けることができます。

さらに、着物の色や柄だけでなく、小物の組み合わせ次第で、同じ着物でも全く異なる印象を与えることができます。

たとえば同じ単衣の季節でも、6月には淡い色、9月には深みのある色を取り入れるなどです。

小物の選び方や組み合わせを工夫することで、少ない着物や小物でも多彩なコーディネート(色目で季節感や印象をアピールする)を楽しむことができます。

色目で季節感や存在感をアピールできる理由

1. 着物は全身を包み込み「雰囲気」を楽しめる魅力がある

• 着物は洋服と異なり、帯や小物使いで季節や場面に合った雰囲気を演出できる魅力があります。

• 色目に注目すると、全身で季節感や印象を自由に表現できる楽しさが広がります。

2. 季節を感じる色目選びの基本

(1) 春:柔らかい色合いで軽やかさを演出。

• 桜色、若草色、薄い藤色など、春の自然を連想させる色目。

• 素材感もやや透け感のあるものや軽やかな絹を取り入れるとさらに季節感をアップ。

(2) 夏:涼を呼ぶ色で爽やかさをプラス

• 水色、白、薄い藍色など涼しげな色が夏らしい。

• 麻や紗のような透け感のある素材も涼感を演出。

(3) 秋:深みのある色で落ち着いた雰囲気を

• 濃い朱色、黄土色、紅葉のような赤やオレンジ系の色。

• 季節の草花や紅葉柄の帯を合わせるのもおすすめ。

(4) 冬:華やかさと上品さを両立

• 紺、深緑、黒に金や銀のアクセントが映える冬らしい装い。

• 素材は厚みのある絹で重厚感を演出。

3. 印象を引き立てる色の使い方

(1) メインの色と帯の組み合わせ

• 単色の着物に華やかな帯を合わせる方法。

• メインの色に対して、補色やトーンを変えることで立体感を作るコツを解説。

(2) 柄と色のバランス

• 柄が主役の場合は色を控えめに、シンプルな着物には大胆な色や柄を取り入れる方法を具体例とともに紹介。

4. 季節感を意識したコーディネートの実例

• クリスマスのコーディネート例です。

• グリーン、赤、茶色の大島紬に、ベージュ地にグリーン、赤、茶色の織地の帯、真っ赤なガラスの帯留めでクリスマスの印象を演出しました。長襦袢も真っ赤です。

5. 色選びで自分らしさを表現するヒント

• 季節感だけでなく、着る人自身の個性を色に反映させる重要性について。

• 肌のトーンや好みの色を生かしたアレンジ例を紹介。

記事の内容とは一致しませんがこちらも参考に。

まとめ

着物の色で季節と自分らしさを楽しもう!

記事のポイント

①着物のコーディネートでは、帯や小物の選び方が重要です。季節に応じた素材や柄の帯や小物を選ぶことで、装い全体の季節感を高められます。

また、同じ着物や帯でも、帯揚げや帯締めを変えることで、春と秋で使い分けることができます。

たとえば同じ単衣の季節でも、6月には淡い色、9月には深みのある色を取り入れるなどです。

②さらに、着物の色や柄だけでなく、小物の組み合わせ次第で、同じ着物でも全く異なる印象を与えることができます。小物の選び方や組み合わせを工夫することで、少ない着物や小物でも多彩なコーディネート(色目で季節感や印象をアピールする)を楽しむことができます。

• 着物の色選びは、季節感や存在感だけでなく、その日の気分や自己表現(カジュアルかフォーマルか)にもつながります。

左側は無地の結城紬に洒落袋帯でパーティに、右側は綴れの八寸帯でカジュアルなお出かけに小物を替えるだけで印象を替えました。

いかがでしょうか?必要に応じて着物や帯、帯揚げや帯締めを変えてアレンジすると、「着物は雰囲気!多く持たずとも、色目で季節感や印象をアピールする方法」が可能になります!

ぜひ試してみてください!この記事が参考になれば嬉しいです。

また、着付け教室も開講していますので、お気軽にお問い合わせください。

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