着物の雨対策8選|正絹を守る準備・当日のコツ・濡れた後のケアまで

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雨の日対策8選

「雨の日は着物を着るのをやめようかな…」

そう思ったことはありませんか?

正絹の着物は水に弱いので心配になりますよね。でも大丈夫。しっかり準備をしておけば、雨の日でも着物を安心して楽しめます。

30年以上着物を着続けてきた私が、実体験をもとに雨対策を丸ごとご紹介します。

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目次

雨の日の着物対策【まとめ8選】

  1. 天気予報をしっかり確認する
  2. 着物・帯に撥水加工をかけておく
  3. 雨の日はポリエステルの着物を活用する
  4. 草履の雨対策をする
  5. バッグの雨対策をする
  6. 大きめの傘を持つ
  7. 雨コートを着る
  8. 当日の歩き方・移動を工夫する

① 天気予報をしっかり確認する

出かける前に時間帯ごとの雨雲の動きまで確認しましょう。「行きは晴れでも帰りは雨」というケースがよくあります。

私自身、イベント終了後に雨の中を20分以上歩いて駅まで向かったことがありました。事前に帰り道のルートと雨の予報を確認しておけばよかったと反省しています。

② 着物・帯に撥水加工をかけておく

パールトーン加工などの撥水・防汚加工を専門業者にお願いする方法です。反物でも仕立て上がりでも加工できます。

雨が多い季節によく着る着物には、あらかじめかけておくと安心です。

③ 雨の日はポリエステルの着物を活用する

正絹が心配な日はポリエステル(化繊)の着物を選ぶのが一番手軽な対策です。

東レシルックなど高品質な化繊は、見た目も着心地も正絹に近く、雨でも気兼ねなく着られます。袷・単衣・夏物と1枚ずつ持っておくととても重宝します。

④ 草履の雨対策をする

草履は雨に濡れると傷みやすいので対策が必要です。

  • 雨草履(ゴム底タイプ・カレンブロッソなど)→ 一番安心
  • 草履カバー(草履全体を覆うタイプ)→ 礼装用草履を守れる
  • つま先カバー(「美人のつま先」など)→ コンパクトで持ち歩きやすい
  • 撥水足袋カバー→ 足袋が濡れるのを防ぐ
草履に関する雨の対策グッズの写真
草履に関する雨の対策グッズの写真

⑤ バッグの雨対策をする

  • 礼装用バッグ → 撥水加工の風呂敷でカバーするか風呂敷バッグを使う
  • 普段使いのバッグ → ナイロン製を選ぶと安心

風呂敷は包んで持つだけでなく、バッグとして使えるものもあって便利です。

⑥ 大きめの傘を持つ

着物は袖があるので、大判で軽量な傘を選びましょう。

傘ホルダー防水袋があると、電車内や室内で傘を持て余さずに済みます。晴雨兼用傘を常に持ち歩く習慣をつけておくと急な雨にも慌てません。

大きな傘と小さな傘の比較の写真
大きな傘と小さな傘の比較の写真

⑦ 雨コートを着る

着物全体を雨から守れる一番確実な方法です。

  • 二部式タイプ(上下に分かれているもの)→ ホックで裾を固定できて実用的
  • 一部式タイプ→ 着脱が簡単
  • 道行衿タイプ→ 私が実用面でおすすめしているタイプ

雨コートがあると気持ちの余裕が全然違います。

⑧ 当日の歩き方・移動を工夫する

歩き方のコツ

  • いつもより少し内股で歩く(裾への泥はねを防ぐ)
  • たもと留めを使って袖が地面につかないようにする
  • 着物を少し短めに上げて腰で抑える

移動のコツ

  • なるべく歩く距離を短くするルートを選ぶ
  • タクシーアプリを事前にインストールしておく
  • 駅に近い出入口を使う
着物を短く上げて裾が濡れるのを防ぐ方法の写真

濡れてしまった時の対処法

少し湿った程度の場合

  1. タオルで優しく押さえて水気を取る(こすらない)
  2. 直射日光・ドライヤーは厳禁
  3. 風通しの良い日陰でゆっくり干す

しっかり濡れてしまった場合

専門のクリーニング業者に早めに相談しましょう。複数の業者に見積もりを取ってから決めるのが理想ですが、急ぎの場合は納得できる価格であれば早めに依頼することをおすすめします。

雨の日ならではの楽しみ方

雨の日は濃色や柄が多い着物を選ぶとシミが目立ちにくいです。

また、しっとりとした雨の景色と着物の組み合わせは写真映えが抜群。雨コートや雨草履などの雨用アイテムを楽しむのも着物ならではの醍醐味です。

「雨だからやめよう」ではなく、「雨だからこそ着こなそう」 という気持ちで楽しんでください。

台が可愛いビニール製の雨草履

撥水足袋カバーでなお安心です

つま先美人
つま先美人

まとめ

対策ポイント
天気確認時間帯ごとの雨雲チェック
撥水加工よく着る着物に事前にかけておく
ポリエステル活用雨の日の強い味方
草履対策雨草履・カバー・つま先カバー
バッグ対策風呂敷・ナイロン製
大判・軽量・晴雨兼用
雨コート二部式が実用的
歩き方内股・たもと留め・短めに着る

準備さえしておけば、雨の日の着物はむしろ楽しい特別な体験になります。ぜひ次の雨の日に試してみてください。

最後までお読み頂きありがとうございました。この記事が参考になると嬉しいです。

着付け教室を開いています。無料体験随時受付中です。お問い合わせお待ちしております。

雨の日対策8選

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