目次
はじめに
正絹の長襦袢を自宅で洗うのって、ちょっとドキドキしますよね。
「失敗が怖い…」「本当に洗えるの?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、まずは袖だけを、専用洗剤「洗う絹子さん」で部分洗いしてみました。
縮み具合や風合いの変化を写真と一緒にご紹介します!
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洗った袖と長襦袢の紹介
今回洗ったのは、この正絹の長襦袢の「袖」部分だけです。

地模様が美しい藤色の正絹で、全体的に繊細な織り柄とラメが特徴の単衣襦袢。
着用回数は4回ほどで、袖口の擦れによる汚れが気になっていました。
使用した洗剤:「洗う絹子さん」って?
今回使用したのは、正絹専用の洗剤「洗う絹子さん」。
「洗う絹子さん」とは、着物の正絹(シルク)の長襦袢や帯揚げなどを自宅で優しく手洗いできる専用の中性洗剤です。和装ケアブランドの第1弾商品として2025年7月に発売しました。
アマゾンでしか取り扱いがないようです。3300円でした。
【商品の特徴】
- 正絹専用で安心して使える
- 洗面器で手軽に使える
- 生地の風合いを損なわずに洗える

説明書に従い、適量を真夏なので常温に溶かして使用しました。
洗った手順
今回は袖だけを丁寧に手洗いしました。

手順:
- 洗面器に常温のぬるま湯を用意
- 袖に水をつけ洗う絹子さんを袖の汚れの部分に付ける
- 袖をやさしくこすり洗いするように洗う
- 軽くすすいで、タオルで押さえるように水分を取る
- 形を整えて陰干す

洗濯後の変化と縮みの様子
洗う前と後で、袖丈に約1cmの縮みがありました。

ただし、アイロンを掛けていないので1cmなら、伸ばせるかもしれません。風合いはあまり変わっていないと思います。
アイロンを掛けたらまた、報告します。縮んだのは袖丈だけで袖幅の縮みは見られませんでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。この続きのアイロンなどは後日記事にします。
※アイロンの詳細については、このあとすぐに別の記事を公開していますので、ぜひそちらもご覧ください。
みつ子きもの教室


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