第1弾では、正絹長襦袢の袖を「洗う絹子さん」で部分洗いしてみました。風合いの変化はほぼなく、縮みも約1cmとひとまず安心。でも正直、袖口の擦れ汚れが思ったほど落ちなかったのが心残りでした。
「洗い方が悪かったのかもしれない」。そう思って、第2弾では洗い方を工夫して再挑戦することにしました。

今回の目標は2つ
- 洗い方を変えて汚れをしっかり落とす
- 縮んだ袖丈をアイロンで元に戻せるか試す
洗い方をこう変えました
前回は洗面台で軽い洗いでした。今回は落ち着いて丁寧に洗えるよう方法を見直しました。
準備したもの
- バスタオル(テーブルに敷く用)
- 洗面器2つ(洗い・すすぎ用)
- 洗う絹子さん(原液)
- やわらかめの歯ブラシ
手順
- テーブルにバスタオルを広げる
- 濡らした袖を汚れが上になるように置く
- 原液を歯ブラシにとり、やさしくたたき洗いする
- 洗面器で2回すすぐ
- タオルで水分を軽く取る
- タオルで挟んだ状態でアイロンを軽く押さえ、袖丈を調整する

洗っている動画です。参考にしてください。
結果レポート
汚れ落ち:大きく改善!
前回と洗い方を変えたことで、袖口の汚れがほぼ綺麗に落ちました。
風合い・傷み:変わらず問題なし
生地の風合いは変わらず、傷みも見られませんでした。
アイロンで縮みを戻すのは意外と難しかった
ラメ入りのストレッチ素材という特殊な生地だったことが関係しているかもしれません。完全には戻りませんでしたが、着用には支障のない範囲でした。

「縮み1cm」は許容範囲?
以前、別の長襦袢を普通の洗濯洗剤で洗ったら3cm縮んでしまい、結局チュニックにリメイクしたことがありました。それに比べると、「洗う絹子さん」での1cmの縮みは誤差の範囲と言えるかもしれません。
洗って予想以に縮んだ長襦袢をチュニックにリメイクした写真、肌触りがとても良く怪我の巧妙でした。

正絹専用洗剤だからこそ、縮みが抑えられたのだと思います。
「洗えるかどうか」は素材の特性と、洗い方の個人差が関係してきます。
寸法の許容範囲は人それぞれです。正装ではなく普段着として気軽に着る長襦袢なら、多少の縮みは気にせず自宅で洗う、という選択で十分だと私は思っています。
この実験はまだ続きます
第2弾の結果を受けて、第3弾ではついに丸ごと丸洗いに挑戦しました。
第3弾はこちら:高価な正絹長襦袢を丸洗い!ノーアイロンで驚きの仕上がりに
洗い方には個人差がありますので、自己責任でお試しください。最後までお読みいただきありがとうございました。


「衿元がうまく決まらない」「帯結びが苦手」——記事だけでは難しいところは、直接お教えできます。京都で着付け教室を開いています(講師:日本着装協会認定講師 みつ子)。
初心者向けの基礎科(全8回)、苦手克服のフリーコース、タンスの着物をまるごと相談できる箪笥診断、夏季限定のワンコイン浴衣レッスンもあります。

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