羽織からスカジャンへ!リメイクで大変身したその過程

神戸の姉の家に行くたびに着ない着物や、帯、羽織を姉妹二人で眺めては溜め息交じりの

繰り返しです。

そんな経験お持ちではないでしょうか?

着ない着物、場所ばっかりとるのよね。

まり

でも、もったいないし誰か着てくれないかしら?
娘は着ないと言ってるし、困ったもんだわ。

みつ子

心の声というより、叫びですね!

こんな着物持て余し世代が、大勢いらっしゃるのではと思います。

日本国中に眠っている着物という資産、悲しいかな、塩漬け状態でしょうか?

本当にもったいないですが、着ないうちに派手になってしまった着物、どうしようもないです。

個人の箪笥に眠っているもの以外にも、京都では、弘法市や天神市などで業者さんが

古着を売ってられそれを楽しみにされてる方もいらっしゃいますが

私は、古着市で探すのも苦手ですし、新たに購入してまで増やそうと思いません。

今は、姉や妹にもらった派手なものを先ずは、リメイクして洋服で着るのが目標です。

洋裁は初心者なのですが、もったいないから何とか頑張ってリメイクしたいと思ってます。

でも、着れないものは作りたくない。お金もかけて時間も割いているので
着ないなら肥やしを肥やしに置き換えるだけ!です。

それなら、リサイクルに出して、羽織や着物のまま誰かの元で活躍してほしいです。

ただし、姉が呼んだバイセルさんは羽織は引き取ってくれなかったとのこと。

どうすることも出来ず、いろいろ模索する中、絵羽模様の羽織が

スカジャンに見えて来たんです、なんとなく、似ていませんか?

洋裁のテクニックなしの私に、羽織から「なんとかしてほしい」と訴えられてる気がして

切り刻む運命で申し訳なかったけど、第二の人生!生まれ変わって日の目を見てほしかったんです。

伝統技術の染めや刺繍の職人魂埋もれさせたくない!その一心で挑戦しました。

苦労の末、ひねり出した袖口です

羽織の袖口は何重にも布が重なっていてミシンで縫うことができません。

別にカットした布から袖口を作って和裁の時教わった千鳥くけという技法で袖口の中側に縫い付けました。

ここが一番苦労したところです。

洋裁の技ではないですが、見た目もそんなに違和感なく問題なしとしました。

こんな感じなら一度くらいは着れるかなとも思いましたが私の年齢では無理がありました。

洋裁や洋服の常識を知らないので、少し怖いもの知らずな発想で挑戦しています。未経験だからこそ、これから困難なことが待っているのは分かっていますが、もったいないし、放っておけない気持ちを選びました。

もしうまくいかなかったら諦めるつもりで、とりあえずやってみようと思っています。完成したらアップしますので、気長にお待ちください。

最後まで読んでいただき、有難うございました。

何とか出来上がりました。ご覧ください。

着付け教室も開校しています。着付けや着物リメイクのお問い合わせなどお待ちしております。

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