
最近、着物離れが進んでいるとはいえ、成人式で振袖を着るお嬢さんはまだまだ多いようですね。
内見会の案内が届き始めて、購入にするかレンタルにするか悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?



実は、私の知人のお嬢さんも、二年前から下見を始めて早めに予約をしておかないと、お気に入りの振袖が選べなくなると焦っていました。
親御さんにとっても、準備が早いほど安心かもしれませんね。



レンタルと購入、どちらがコスパが良いのかしら?
私は、着物じゃなかったのでそのあたりの事情が全然わからなくて。



私は母の振り袖を直して着たので、レンタルの知識が全くありません。



振袖の予約時期が年々早くなっていますね!
私はこれまで、レンタル店での振り袖着付けやデパートでの販売・お直し(悉皆)の経験を通じて、振袖の購入とレンタルの両方を見てきました。
それぞれのメリット・デメリット、そして注意点についてお伝えします。迷っている方の参考になれば嬉しいです!ぜひ最後までご覧ください。
この記事は、次のようなお悩みをお持ちの方に読んでいただきたい内容です。
• 振袖を購入するかレンタルするかで迷っている方
• お母様の振袖を着るかどうか迷っている方
それぞれの選択肢には、メリットとデメリットがあります。本記事では、それらの特徴を分かりやすく整理しました。さらに、購入やレンタルの際に気をつけるべきポイントについて、経験をもとに詳しくお伝えします。知らないと後悔してしまうかもしれない重要なポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
結論
振袖は、頻繁に着る予定があったり、特別な思い出として手元に残したい場合には購入が向いています。
一方で、一度きりの利用や費用を抑えたい場合にはレンタルがおすすめです。
自分のライフスタイルや予算、目的に合わせて、最適な方法を選ぶことが大切です。
私個人のおすすめは、
1. もしお持ちであれば「手持ちの振袖を活かす」
2. それが難しければ「レンタルする」
という選択肢です。
それでは、詳しく解説していきます!
振袖の購入
メリット
1. 自由度の高さ:
反物から作るので自分の好みや体型に合わせて選ぶことができ、細部までこだわったものを手に入れることができます。
注意点①:反物だけでは仕立て上がった感じがわかりません。仮仕立てになっているものを羽織って必ず顔映りや好みの柄行が出るかを確認して下さい!
帯や、帯揚げ、帯締め、半衿、重ね衿などすべて新調する場合は割り引いてくれるよう交渉してみて下さい。
長期間の利用が可能で、将来のイベント(結婚式、成人式の後のパーティーなど)にも使用できます。
注意点②:友人の結婚式に着ていくことを想定する場合は白っぽい振り袖は避けて下さい。花嫁とかぶる可能性があるためです。
2. 思い出と価値:
一生に一度の特別な思い出として、形に残るものとなります。
注意点③:思い出だけならレンタルでも良いと思いますが、ご自身だけの振り袖の思い出なら可能な予算内で購入を検討して下さい。
高品質な振袖は世代を超えて受け継がれることもあります。
注意点④:家族で受け継がれてきた振袖がある場合は、まずそちらを確認してみましょう。もし好みやサイズが合わない場合は、予算内で新しく購入することも検討してください。
3. サイズ調整が自由:
体型が変わった場合でも、自分である程度、調整したり、お直しに出すことができます。
注意点⑤:着付け方で対応できる範囲なのか確認すること、実際に寸法が出せるか、費用や時間がどれくらいかかるかを必ず見積もって下さい。



悉皆コーナーの経験上、親御さんはレンタル派でも祖父母の方が購入を希望される場合が多いです。時代の流れでしょう。
ただ、押しつけになるのはどちらにとっても良くないです。



ママ振りでしたが寸法直しに費用がかかりました。
私のほうが背も高く、裄(肩幅と腕の長さ)が長かったです。
祖母がお直し費用を出してくれて、小物も新調してくれました。
同じ振り袖でも帯揚げ、帯締め、半衿、重ね衿が今風になってそれはそれで嬉しかったです。祖父母に感謝です。



娘の振袖もあるので、私も孫にそうしようかしら!?



折角、あるんだったらママ振りを活用するのがいいわね!母子で記念写真を見比べられるのも楽しそう〜!



まりさん、良いお金の使い方ですね!
私もお客様と一緒に小物を選び、仮着付けをして購入していただきました。デパートでは、小物選びの際にこうしたサービスを提供していることが多いです。
後日、振袖のお手入れ時に記念写真を見せてもらい、新調した小物がとても似合っていて嬉しくなりました。仕事ながら、心温まる瞬間でした。
ママ振りに小物を新しく揃えて、現代風にアレンジすることで、新しい魅力が生まれて楽しいです。
デメリット
1. 高額な費用:
購入価格が高い(数十万円~数百万円)ため、経済的負担が大きいです。
注意点⑥:必ず無理のない予算を決めてください。追加で勧められても意に沿わなければ、はっきりと断って下さい。
好みの色や柄行を絞って合わせて下さい。ズルズルと時間を伸ばされても一旦検討する旨伝えてお店から出て下さい。
2. 保管の手間:
保管場所や防虫対策など、適切な保管が必要です。
注意点⑦:湿気の多い場所、日の当たる場所は避けて下さい。和ダンスがあれば乾燥剤が直接触れないように一緒に保管するのが良いです。
メンテナンス費用もかかる場合があります。
時々、開けてみてチェックをする手間がかかりす。
たたみ方が悪いと着用前にプレスに出す費用と時間がかかる場合があります。
お手入れ後、着物専用の真空パックにして保管するサービスがあります。長年着用する予定がないなら利用されると安心です。
3. 使用頻度が低い:
掛けた費用の割に振袖を着る機会が限られているため、コストパフォーマンスが低く感じることがあります。
経年劣化で履いているうちに底が剥がれたり鼻緒のエナメルがポロポロハゲることがあります。事前に履いて必ずチェックして下さい
バッグも口金が外れることもあります。
振袖のレンタル
メリット
1. 経済的負担が少ない:
購入に比べてレンタル料金が安く、特に一度しか着用しない場合は費用対効果が高いです。
2. 保管の心配がない:
レンタル後は返却するため、保管場所やメンテナンスの心配が不要です。
ネットで注文でき往復送料無料のレンタルショップもあります。
3. 最新のデザインを楽しめる:
流行のデザインや最新の振袖を手軽に楽しむことができます。
デメリット
1. 選択肢が限られる:
レンタル品の在庫に依存するため、希望するデザインやサイズが限られることがあります。
注意点⑧:ネット予約は便利ですがパソコンの色目と実際が異なる場合があるのでサイトの着用例などで確認して下さい。間際になるほどコスパが良いものから予約不可になるので早めにチェックしておいて下さい。



寸法ってどれぐらいが許容範囲なの?



長さ(身丈)は身長の前後10センチ、裄(肩幅と腕の長さ)は前後5センチくらいが許容範囲です。
身幅については、細い方はほとんど問題ありませんが、ふっくらした方で足りない場合、着物の下前が脚の真ん中くらいまであればギリギリ大丈夫です。ただし、着崩れしやすくなるので注意が必要です。
多少のサイズの違いは、着付け師さんがうまくカバーしてくれます。実際、お持ち込みのお客様にもそうしていましたが、時にはかなり大変なこともありました(^_^;)
2. 一時的な利用:
自分のものではないため、思い出として手元に残すことができません。
3. 追加費用の可能性:
レンタル期間の延長や汚れ・破損に対する追加料金が発生することがあります。
注意点⑨:必ず含まれる範囲を確認して下さい。着付け代、早朝料金、ヘアセット、ヘアアクセサリーなども追加料金が発生するか要確認です。
新品をレンタルして購入に持っていくというお店側のパターンもあります。納得が行く選択なら良いですが注意して下さい。
夏の閑散期などで割安になっていたりキャンペーンありの記念写真の前撮りはお得です。
まとめ
振袖の購入とレンタルは、それぞれにメリットとデメリットがあります。
上記のように、購入にはかなりの注意点があります。
自分にとってどの選択が合っているか考える参考にしてください。
振り袖レンタルはこんな人におすすめ
- 成人式に振り袖を着たいけど、費用を抑えたい
- 成人式以外で振り袖を着る機会がない
- 何度も着る機会があり、毎回違う振り袖を着たい
- 保管や手入れに費用や手間をかけたくない
ズバッと判断基準
購入がおすすめな方
• 頻繁に振袖を着る予定があり、予算にも余裕があって特別な思い出として残したい場合。
レンタルがおすすめな方
- 一度きりの利用や費用を抑えたい場合はレンタルが良い選択となります。
- 成人式に振り袖を着たいけど、費用を抑えたい
- 成人式以外で振り袖を着る機会がない
- 何度も着る機会があり、毎回違う振り袖を着たい
- 保管や手入れに費用や手間をかけたくない
自身のライフスタイルや予算、目的に応じて最適な方法を選ぶと良いです。
個人的なおすすめ
• 私としては、今ある振袖を活かすのが一番おすすめです。
• 振袖がない場合は、レンタルするのが次におすすめです。



先祖代々の振り袖やお母様の振り袖があるなら、ぜひ、それをお召になってほしいです。
日本の伝統芸術の振り袖に日の目を見るチャンスを与えて下さい。
使い捨て時代の現在において心が温まる素晴らしい記念日になると思います。
前撮りをするなら閑散期やキャンペーンをチェックしてみて下さい。
振り袖に限らず、着物はとてもリセールが悪い買い物です。今ある着物をとことん使い切って浮いたお金を若い今の自己投資などに回すのも得策だと思います。
レンタル着物岡本https://www.okamoto-kimono.com/
いろんなサイトを見てご自身のきものに対する気持ちが固まってからお決め下さい。




最後までお読み頂きありがとうございます。この記事が参考になれば嬉しいです。
前結び講座や着付け教室も開校しています。お気軽にお問い合わせください。
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