見た途端キラキラしてるのに心を奪われ購入した結構高価な長襦袢があります。
キラキラは女子の憧れですよね!いくつになっても(笑)
ところが、仕立て上がって着てみたら、思った感じのキラキラが出ない(泣)
──透ける着物×キラキラ襦袢の“落とし穴”に気づいた話──をお届けします。キラキラ好きの方の後悔しない選び方のお役に立てればと思います。

「これ、透けたら綺麗だろうな」と思って買ったのに…
私がある日、透け感のある着物に合わせようと
思い切って購入したのは、キラキラとした光沢のある長襦袢反物。
単体で見ると、それはもう華やかで素敵なものでした。
「これを下に着たら、きっと透けて綺麗だろうなぁ〜」
と、期待に胸をふくらませて着物とセットで購入。

写真だとあまりキラキラした感じが伝わりにくいですが、実際にはもう少し輝きがあります。
着物に合わせて着てみると……
ところが──
仕立て上がって着てみると……
あれ?ちっともキラキラしてない!?

透ける着物には重要な身丈寸法もぴったりで着られないわけではないのですが、
あの時の「これ絶対綺麗!」という思い込みが強かっただけに、
実際にはほとんどキラキラが表に現れず、ガッカリ。
仕方なく何度か着てみましたが、
やっぱりイメージしていたキラキラ感は得られず…。
価格も高かっただけに、「もっとしっかり確認しておけばよかった」という後悔と、残念な気持ちだけが残りました。
着物も襦袢もおしゃれでモダンなスコープココさんで思い切って購入したものだけに。
驚愕の事実は、船場センタービルで発覚!
そんなある日、友人と立ち寄った
大阪・船場センタービルの着物店で、
運命のような出来事が起こります。
そこにも、美しい透け感のある着物が展示されており、
スタッフの方がこう説明してくれました。
「中にしっかりキラキラした長襦袢を合わせると、
着物越しにそれが透けて、より一層美しく見えるんですよ」
そして実際に見せていただいた襦袢は、
思わず「こんなにキラキラしてないと透けないんですか!?」
と聞いてしまうほどのしっかりしたラメ感!
スタッフの方は笑顔で一言。
「そうなんです。中途半端なキラキラでは、
着物越しに透けて見えないんですよ〜っ!」
……まさにその通りだったんです。
私の“キラキラ襦袢”は、キラキラ感が足りなかった(泣)
キラキラ好きさんへ、購入前に考えてほしいこと
そんな体験をした私から、
これから透ける着物や長襦袢を着て楽しみたいなぁ〜と思ってる方に
お伝えしたいことがあります。
キラキラは袖口から見える程度でいいのか?
それとも
着物の上からしっかりキラキラさせたいのか?
ここをハッキリさせてから購入するのがポイントです!
そして、もうひとつ大切なこと。
着物は後ろ身頃は一枚布ですが、
前身頃の帯下は布が二重になります。
つまり、前側の裾部分はなかなか透けません!
これを知らずに「前身頃がキラキラ透けるはず♪」と期待しても、
重なっている部分は思った以上に透けにくいのです。
まとめ:キラキラ襦袢選び、気をつけて!
今回の経験から私が学んだことは――
「キラキラが透けること」を期待して
襦袢を選ぶのは意外と難しい!
しっかりキラキラさせたいなら、
中の襦袢は「ちょっとキラキラしすぎかも?」くらいが
ちょうどいいのかもしれません。
そして、必ず着物(反物)に当ててキラキラ感を確認してください!!
なんなら、生地を前身頃状態に2重にして当てて見てください!!!
キラキラしたい気持ち、わかります…!でも、私のような後悔をしないよう、どうか“透け感”と“重なり方”を想像してから選んでみてくださいね。
皆さんの着物コーデが、もっと楽しくなりますように♪
これから購入を検討される方の
参考になればうれしいです!
コメント