着物をリメイクする時、まず最初に必要なのが着物を解いて洗う作業です。
「着物ってどうやって解くの?」
「家で洗っても大丈夫?」
そんな疑問を持つ方も多いと思います。
私も最初は恐る恐るでしたが、何度かやってみると意外とシンプルな作業でした。
今回は、着物リメイク前の大切な準備として、初心者でもできる着物の解き方と洗い方をご紹介します。
※実際の作業の様子は、下の動画でも紹介しています。
そして、縮みが5cm以内ならリメイクに適しています。
それを、必ず確認します。
着物を解く前に知っておきたいこと
古い着物は、長い間しまわれていたものも多く、いきなり裁断するのはおすすめできません。
理由は主にこの3つです。
- 縮みが出ることがある
- 色落ちすることがある
- 汚れやシミが隠れている場合がある
一度解いて洗うことで、生地の状態を確認することができます。
また、反物のような状態にしておくと、型紙を置きやすくリメイクもしやすくなります。
染めなどは裏表があるので糸印などで裏表を確認できるようにしておきます。

初心者でもできる着物の解き方
着物を解く時は、糸切りばさみ(リッパー)やかけ針があると便利です。
基本的には、縫い目に沿って糸を切りながら解いていきます。
少し糸を切ってから引っ張り、まとめてほどく方法もありますが、古い着物の場合は糸が生地に張り付いていたり、生地が弱っていることがあります。
そのため、無理に引っ張らず、縫い目をたどりながら少しずつ丁寧に解いていくのがおすすめです。
和服は思ったよりもシンプルな構造なので、慣れてくるとスムーズに解けるようになります。
ポイントは
- 無理に引っ張らない
- 縫い目に沿って少しずつ糸を切る
- 生地を傷つけないようにする
ゆっくり丁寧に進めれば大丈夫です。
着物が解けると、反物のような長い布の状態になります。
この状態にすると、布の状態がよくわかります。
着物の洗い方(自宅でできる方法
私はリメイク前に、重曹を使って洗うことが多いです。
洗い方はとてもシンプルです。
まず、反物を端を揃えてたたんでおきます。
- ぬるま湯に重曹を入れる
- 布をやさしく押し洗いする
- 強くこすらない
- 軽くすすぐ
古い着物の場合、色落ちすることもあるので最初は様子を見ながら洗うのがおすすめです。
だいたい色落ちしますが、仕方がありません。ある程度のところで妥協します。

脱水したらすぐアイロン
水が滴り落ちない程度に軽く脱水したらタオルドライ、当て布をしてアイロンをかけます。濡れているうちにかけないとシワが取れません。

特に大島紬は滑らかでアイロンがかけやすいので、きれいに整えることができます。
リメイク向きです。
ただし、なるべく縦横伸ばさないように注意してください。
この作業をしておくと
- 生地の縫い目の折シワがとれる
- 型紙が置きやすい
- リメイク作業がスムーズ
になります。

リメイク前の大切な準備
着物を解いて洗うことで
- 縮み具合
- 色落ち
- 汚れ
- 生地の状態
を確認することができます。
このひと手間をしておくことで、リメイクの失敗を防ぐことにもつながります。
眠っていた着物が、新しい形でよみがえると思うと、とても楽しい作業です。
着物リメイクを考えている方の参考になればうれしいです。

コメント