【一本の袋帯】デニムから紬、色無地まで活用できるたった一つのコツ

祖母の昭和初期の丸帯を袋帯に仕立て直しタンスに眠らせていました。

締めたいけれど、どう合わせたら良いか考えあぐねていました。

みつ子

この記事は
①袋帯は持っているけど使い道がよく分からず持て余している人
②アンティーク帯に興味があるけどどんな物が良いか分からずこまっている人
にお読みいただきたい記事です。
着物歴30数年の管理人みつ子が一本の袋帯をデニム着物から紬、色無地まで活用できるたった一つのコツをお伝えします。

タンスに眠る袋帯を少しでも活用したい人、アンティーク袋帯をコスパよく選びたい人、このような人必見です。
余計な支出が減って効率よく着物ライフが楽しめます。

あくまでも私の個人的な活用方法です。興味がある方はぜひ最後までお読み下さい。

まず前提として、
①の人:少し派手になったり頂いた古い袋帯についての活用方法です。

※お持ちの袋帯が年齢的に合うものは礼装に二重太鼓でお使い下さい。

②の人:アンティークには帯の生地が弱っているものなどが多いです。

※お持ちの着物や帯に合わせられるかをよく考えて購入下さい。

全長は4m35cm
たれからお太鼓中心までは136㎝前後
お太鼓中心から前柄中心までは98㎝前後
前柄中心から手先までは205㎝前後~210㎝前後

お太鼓柄と前柄の間の長さを確認して下さい。短いとお太鼓柄が綺麗に出せません。

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目次

結論

一本の袋帯でデニムや紬、色無地まで活用できる・・・だれでもすぐにできる

たった一つのコツとは

  • 袋帯の締め方をカジュアル着物には銀座結びにし、準礼装なら二重太鼓にする。

詳しく説明していきます。

3つのパターンコーディネート例

  1. 一つ紋つき色無地に
  2. デニム着物に
  3. 紬に

1.一つ紋つき色無地に

二重太鼓で準礼装に(伝統的)

色無地に本来の二重太鼓を。昭和初期の祖母の袋帯です。ギラギラしていないので控えめな感じが準礼装にマッチします。

アンティーク調をねらうというより70歳の着物(色無地)に年齢的にもちょうどいいコーディネートです。

バッチリ締められます。

2.デニム着物に(現代的)

銀座結びにしてデニム着物に

斎藤丈太郎さんのYouTubeチャンネルで独特の銀座結びにコーディネートのヒントを得ました。

丈太郎さんもデニム着物を展開されていてます。

この帯結び(銀座結び)ならデニム着物に祖母の袋帯を合わせてもアンティーク調な感じが出て現代のファッションとして楽しめると思います。バッチリ!?締められます。

銀座結びにして帯揚げ、帯締めをカジュアルなものにして色はなるべく3色までにするとまとまりました。
(あとに写真載せてます)

3.紬に

紬に合わせ銀座結びを締めました。

お稽古日に締めましたが、生徒さんもスタッフさんからも違和感のご指摘はありませんでした。
カジュアル感を強調するように襦袢も帯の裏地と同色のモスグリーンで合わせました。こちらもバッチリ!?締められます。色味を寄せることも大事です。

独特の形の銀座結びが決め手です。二重太鼓結びができれば誰でもすぐにできますので以下を参考になさって下さい。

デニム着物や紬に合わせられる銀座結びのコツ

ふくらませずペタッと平らな形の銀座結び
この形にすると帯が主張せず、カジュアル感が出て普段の着物にも合わせられます。

カジュアル着物に結ぶ銀座結びのコツは帯枕なしで背中に低めにあて、ふくらませずペタッと平らな帯の形に締めることです。

ペタッとしていない「くの字形」の銀座結び
本来の銀座結びは帯が主張し目立ちすぎます。カジュアル感よりも、着姿全体に粋さがが出てしまいます。帯が主張せず、まとまった着姿を目指す場合は不向きです。

お召の付下げ訪問着に袋帯でくの字形の銀座結びを合わせました。これはこれで粋さが出て正解です。

帯揚、帯締めはそれぞれの格に合わせ、礼装用、紬用、アンティーク調です。小物は着物と格を合わせましょう。

左から色無地着物、塩沢紬に、デニム着物に同じアンティークな祖母の丸帯を袋帯にリメイクして活用しています。

祖母の丸帯は、昭和初期なら婚礼衣装レベルの礼装の帯です。そんな帯でも
帯の結び方や小物合わせによって雰囲気がガラリと変わり活用範囲がひろがります。

みつ子

準礼装ならきとんと二重太鼓が最適です。写真からデニム着物や紬にきちんとした二重太鼓は合わないのがおわかり頂けると思います。

銀座結びは帯枕の代わりに腰ひもで代用できます。
腰紐が扱いにくい方は『帯枕用 ガーゼ袋』も便利です。
ハンドタオルをくるくる巻いて入れ、帯枕代わりにするとピッタリ背中に付きます。緩みやすい帯枕紐にもお使いください。

まとめ

一本の袋帯を色無地からデニム着物や紬まで活用できるたった一つのコツとは

袋帯の締め方を準礼装(色無地)なら二重太鼓にカジュアル着物(デニムや紬)には銀座結びにしする

【①の人の結論】

みつ子

袋帯を持て余している人:礼装や準礼装以外の場なら派手でも地味でも帯揚や帯締めを地味にしたり明るくしたりで活用範囲を広げられます。

少々派手な袋帯でも平らな銀座結びをすることでカジュアル感が出せ3パターンが網羅できます(小物もあわせてカジュアルダウンして下さい)。

眠らせるくらいならいろいろ試して見る価値ありです。
わたしのように意外な発見があるかもしれません。

【②の人の結論】

みつ子

アンティーク袋帯をコスパよく選びたい人:あまり金糸銀糸がギラギラしない、色柄が個性的すぎないリサイクル袋帯を選ぶと3パターンが網羅できます。
お値段も押さえられますが
帯は力がかかるので古い生地の弱りなど実物を見て検討して下さい。

【共通の結論】

どちらも帯結びは

  • きちんと感を出す場合、普通の二重太鼓をする。
  • カジュアル感を出す場合、銀座結びはふくらませずペタッと平らな形にする。

たったこれだけで、今ある帯を活用できたり、コスパよくアンティーク帯を選べたりと新たなコーディネートを楽しめます。

みなさんもぜひタンスに眠る帯やきものを活用して、3パターンの組み合わせをお楽しみ下さい。

どうかな~と迷ったらすぐやってみて下さい。やってみてイマイチだと思ったらやめればよいだけです。

最後までお読みいただきありがとうございます。この記事が参考になれば嬉しいです。

前結び講座や着付け教室も開校しています。コーディネート相談などお気軽にお問い合わせください。

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