70才でも、和洋折衷着物で初USJ、ハリポタにも乗れたよ〜!

みつ子

並んだり待ったりが苦手な私が、このたび初めてUSJに行ってきました!
まさか、この年齢で初USJを体験することになるとは思いませんでしたし、さらに着物を着て行くなんて予想外の展開でした。

そんな70歳になったばかりの着付け講師・みつ子が、和洋折衷の着物コーデで楽にUSJを楽しめた体験をお届けします。

着物でUSJを楽しみたい方の参考になるコーディネートや工夫が詰まっていますので、ぜひご覧ください!

スポンサーリンク
目次

結論:着物でも工夫次第でUSJを満喫!

着物でも、ちょっとした工夫でUSJを存分に楽しめます!

今回の記事は真冬のUSJ訪問をもとにしています。季節感を踏まえてお読みいただけると嬉しいです。

また、着物でUSJを楽しみたい方だけでなく、和洋折衷コーデに興味がある方にも参考になる内容ですので、ぜひお楽しみください!

工夫その1

着物はワンピースと捉えると良い

水に強い着物を選び、襟元が開かない暖かいインナーで出かける

  1. 雨に強い大島紬や洗える着物ポリやウールの着物)を選ぶ
  2. 首元はハイネックセーターで暖かく、手元もすっぽり覆う。足元は草履ではなく脱げにくいブーツがおすすめ。
  3. 背中がコンパクトになる半幅帯か名古屋帯を選び、乗り物の安全バーがしっかり固定できるものにしてください。
  4. 肌着はヒートテックの長袖シャツと、普段使っているウエスト補正を組み合わせて。
  5. 裾よけ代わりにスパッツと暖かいハイソックスでしっかり防寒を。

ユニクロのシャツやスパッツはコスパ良く、着物時にも愛用しています。ブラトップでもOKです。


冬のお出かけはハルメクの『健康サポート・バランスサポートスパッツ』適度なサポート力と裏起毛が足腰を支え冷えを防いでくれます。お値段は高めですが年配者向けに締めすぎないサポート力と着脱がしやすいサイズ感がお気に入りです。

冬は必ずスパッツと重ねて履きます。足元の防寒にとても便利で、足袋を履くときもその下に必ず着用します。男性にも好評です。

ワンピースと同様、同色コーデにする

同色コーデにすると、着物と帯や小物が一体感を持ち、まとまりのある印象になります。以下のポイントを参考にしてみてください:

1. 着物と帯、小物を同じ色で揃えると、全体が調和します。

2. 色は2〜3色にまとめると、さらにすっきりします。

3. 帯締めはサッシュベルトのように自由に結んで、アクセントにします。

4. 帯結びはボリュームを控えめにし、帯は少し下めに締めます。

5. コートはラグラン袖やケープ、ポンチョなど、袖が入るデザインを選びます。

6. バッグは肩に斜めがけできる洋服用バッグやリュックにし、手ぶらで楽に出かけます。

帯締めは2本とも同じ方向にまとめて、アシンメトリーに挟みました。今回は斜めがけバッグを使用しましたが、シンプルなリュックなら着物にもぴったり合い、両手が自由になるので便利です。

今回は写真を撮り忘れましたが、いつもコムデギャルソンのぺたんこショートブーツを履いています。

群言堂のラグランスリーブジャケットを羽織っています。洋服のメーカーとして、生地にもこだわって作られています。群言堂のラグラン袖コートは着物にも合わせて愛用しています。足元はしっかり防寒すれば、スニーカーでも可愛く決まります。色もピッタリです!

ハイネックセーターの代わりにパーカーを着ても、首周りはきちんと収まります。温かさを保ちながら、ウエストの補正もできて一石二鳥です!

羽織からリメイクしたブルゾンのインにパーカーを着ても自然でした。

帯枕なしの銀座結びです。

この着物は姉の嫁入り支度の大島紬で、長い間箪笥に眠っていました。真っ赤な八掛をえんじ色に替えるついでに、私のサイズに仕立て直しました。最近は少し派手になったので、リメイクして洋服にしようかと思っていましたが、結局そのままにしておいて良かったです。

大きな格子柄の大島紬は軽くて滑りが良いため、和洋折衷コーデにぴったりです。

帯はウール素材で、濡れても大丈夫なもので、ウールの着物生地からリメイクしたものです。姉の大島紬と花柄帯、どちらも再利用できて本当に良かったです!

この縞のコーディネートも考えたのですが、お召の着物は水に弱く、縮みやすいため、今回は諦めました。

案の定、雪がちらつく天気でした。今回は姉の大島紬を着ましたが、年相応な大島紬も和洋折衷コーデにぴったりです。

その理由は、大島紬が薄手で嵩張りにくく、短めに着てもウエストの布が膨らまず、さらに滑りが良いためインナーに何を着ても気にせず着こなせるからです。

このコーディネートは、ユニクロのダウンベストを試した時のもので、色を3色に抑えて統一感を出しています。洋服と混ざっても悪目立ちせず、自然に着こなせます。

現在、Xのアカウントはありませんが、このコーディネートを以前投稿した際、少しだけですが好評をいただきました。

USJには着なかった縞のお召は、足さばきが良く、和洋折衷コーデがしやすい着物です。縞模様がストライプのスーツのような印象になり、違和感なく着こなせます。寒い時期はタートルネックを合わせますが、春先にはつけ襟を使ってブラウス風に着ることもできます。インナーを変えることで、いろいろな着こなしが楽しめる着物です。

コートを羽織ると、さらに違和感なく着こなせます。

工夫その2

楽しみ方を下調べする

迷わないようにアクセスをや楽しみ方を事前に調べておくことが大切です。

アクセスをしっかり調べておく

アクセス方法もしっかり確認しておきましょう。

• 急がないように余裕を持って到着するようにしましょう。

• スマホの電池が切れても大丈夫なように、行き帰りの時間を手帳にメモしておくと便利です。実は、スマホで調べるより手帳の方が早いことがよくあります(笑)。

USJの公式アプリをスマホにダウンロード

• 自分が楽しめそうなアトラクションやショーを事前にピックアップしておく。

• 園内のマップを確認して、パレードの順路やエリアを把握しておく。

• ショーやアトラクションのスケジュールもチェックしておくと便利です。

YouTubeで関連の動画を視聴しておく

YouTubeで関連する動画を事前に視聴しておくと便利です。

• 売店やお土産をあらかじめ調べておく。

• レストランのメニューもチェックしておく。

• 特に気になるものは、早めに買ったり食べておく。

• やりたいことリストを作っておくと計画が立てやすいです。

• USJに入る前にカチューシャをゲットして気分を盛り上げる!

例えば、キティちゃんのカチューシャ(¥2600)は、この機会でないと絶対に被れません。孫(お姉ちゃん)にお下がりします。

恐竜が大好きな孫(弟ちゃん)にも、Tシャツのお土産を見つけました。価格は¥3520で、袋代は¥20です。

工夫その3

あれもこれもと欲張らない

計画を立てても中々思い通りにいかない

欲張らずに、計画を立てても思い通りにいかないこともあるので、無理せず楽しみましょう。

• 初めてのUSJでは、雰囲気を楽しむことを優先する。

• 非日常的な体験を楽しむ。

• 一回目は下見程度に回るつもりで行動する。

• トイレは近くにあるときに済ませておくと安心。

• シングルライドを利用して、効率よく楽しむ。

• ハリーポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニーを優先し、行きたいアトラクションに絞る。

• 混雑する前に帰宅するように心掛ける。

真冬のUSJ、海風に注意

真冬のUSJでは海風に注意が必要です。

• 3月でも防寒対策はしっかり行いましょう。

• カイロは2つ以上持っていくと安心です。

• 着物の場合、帯で腰は暖かく保てます。

• お湯が入った水筒(0.35L)を持参すれば、いつでも暖かい飲み物を楽しめ、持ち込みも可能です。

コンパクトで軽量、食洗機にも対応していて、さすが日本製です!

楽しかったけれど、寒かったので名残惜しいですが、早めにUSJを後にしました。

きものでUSJのまとめ

• 腰痛があっても、着物を着てUSJを楽しむことができました(無理をせず、個人の体験に過ぎないので、あくまでも参考程度にしてください)。

• 若い時に着た着物や帯を利用して、タンスの肥やしを活用できました。

• 着物でブーツを履いても問題なく動け、草履よりも高齢者には楽でした(14時〜21時まで動き回りました)。

• シルクの艶と着心地は抜群で、ジーンズとダウンコートも良いですが、見た目に少し華やかさが出たかもしれません。

• 着丈を短くして巻きスカート感覚で調整でき、裾捌きが良く、歩きやすかったです。

• 事前にUSJ攻略のYouTube動画をチェックしたのが役立ちました。

• 夏は浴衣やデニム着物でも挑戦してみたいです。

• 歩く速度や興味の対象が同じ年代の人と一緒に回ったのが良かったです。

• 初めてのUSJは下見のつもりで、欲張らずにゆったり回ったのがよかったです。

• 空いている売場をチェックでき、次回はホットバタービールやスモークチキンも試してみたいです。

• ハリーポッターのお城や町並み、フォービデゥンジャーニーは臨場感がすごく、感動しました!年配者でも感動できたのが嬉しいです。

• ワクワク感が刺激になり、着物の楽しみが広がり、若い時の着物で華やかさを感じました。

終わりに

私は普段から着物で過ごしているので、仕草にも慣れていますが、着物に不慣れな方には洋服の方が安心だと思います。

あくまで私の着物での体験に過ぎませんが、もっと自由に着物を楽しむ機会が増えたと感じています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

USJ以外の普段のお出かけでも、和洋折衷コーディネートの参考になれば嬉しいです。

また、着付け教室を開いており、和洋折衷コーディネートのご相談もお受けしていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次