訪問着を結婚式やお茶会などに着てみたいけれど、年齢的に派手になったり、
出し入れの手間や、着たあとの片付けを考えると、「面倒だな…」と感じてしまうことはありませんか?

着る機会が少ないのに、新しく訪問着を誂えるのは勿体ない気がして、レンタルを考えています。失敗しないためには、どのように選べばよいのでしょうか?



レンタル初心者でも安心して選べる失敗しない訪問着の選び方のポイントをお伝えします。
目次
こんな悩みはありませんか?
質問者さんと同じような以下の悩み
- 手持ちの着物や帯が年齢的に派手になった
- 出し入れやお手入れが面倒
- 着る機会が少ないのに新しく買うのは勿体ない
- 着付けやヘアセットを一箇所で終わらせたい
レンタルなら手軽に解決!
- 保管やお手入れの手間が不要
- 着付けとヘアセットを一箇所でまとめられる
- 年齢やシーンに合った訪問着を安心して選べる
- 京都で30年以上、着物のお見立て・着付けを担当してきた管理人みつ子が、レンタルのポイントをわかりやすく解説
失敗しない訪問着選びのポイント
1. 年代に合った色柄を選ぶ
40〜60代の方は、着る場所や目指す印象に合わせて色柄を選ぶと自然に素敵に見えます。
色の選び方
- 淡いパステルカラー(ライトグレー、淡ピンク、薄ブルー):
優しく上品な印象で、落ち着いた華やかさを演出 - 落ち着いた色(紺、グレー、モスグリーン、藤色):
気品とエレガンスを引き出し、大人の女性にぴったり - ベージュ・クリーム色:
顔色を明るく見せ、控えめでフォーマルな印象 - えんじ色・濃紫:
落ち着きと華やかさを両立でき、年齢にふさわしい格式を表現 - 控えめな黒地や光沢系ゴールド・シルバー:
品格と華やかさを兼ね備え、上品に見せる
柄の選び方
- 古典柄:松、竹、梅、鶴、亀、扇、流水、七宝など:格式と品格
- 植物・草花柄:梅、牡丹、桜、藤、桔梗など:上品で優雅、縦ラインで体型もすっきり
- 幾何学・抽象柄:青海波、亀甲、七宝柄など:古典的でモダン、洗練された印象
- 友禅や染めの柄:派手すぎず趣がありエレガント
- 控えめな金銀使い:華やかさを保ちながら上品
- 鳥・動物柄:鶴、亀など縁起物


色と柄の組み合わせで失敗しないコツ
40〜60代の方は、色と柄をバランスよく組み合わせることで、自然に上品で素敵に見えます。
- 落ち着いた色 × 控えめな古典柄や草花柄 → 気品とエレガンスを引き立て、フォーマルな場でも安心。
- 淡いパステルカラー × 繊細な友禅柄や染の柄 → 優しく上品な印象を与え、顔映りも明るく見せます。
- 濃い色(えんじ、深紺) × 縦ラインや幾何学模様 → 洗練された印象で体型もすっきり。大人の落ち着きと華やかさを両立。
- 控えめな金銀入り柄 × シンプルな色 → 上品な華やかさをプラス。派手すぎず高級感を演出できます。


レンタルのメリット・デメリット
メリット
- 購入より費用が抑えられる
- 保管やお手入れの手間がかからない
- 季節やシーンに合わせて自由に選べる
- 店舗レンタルなら着付けやヘアセットが割安になることも
デメリット
- 好みの色や柄、サイズが合わない場合がある
- ネット写真と実物の色味が違うことがある
- 使用感がある場合がある
- 返却期限があり、ゆっくり楽しめない場合がある
- 汚れや破損で追加料金が発生することがある
レンタル前に確認したいこと
2. 実店舗で選ぶときのコツ
- HPで候補を絞り、品番をメモしてから試着
- 顔映りを確認して軽く羽織る
- 早めに予約すると人気の着物を確保しやすい
- 着る場所を伝えて、場に合った着物を選ぶ
- ヘアセット割引プランを活用
実物を見て確認できるので、色や柄、サイズ感を安心して選べます。
3. ネット予約・宅配レンタル前に確認したいこと
- 希望日時に借りられるか:余裕を持って早めに予約
- サイズ(裄・身丈・身幅):不明な場合は店舗に相談
- フルセットかどうか:着物、帯、草履など必要なものが揃っているか
- 着付け・ヘアセットを利用するか:割安プランがあるか確認
- 予算やキャンセル規定:返却遅延時の追加料金など
- 期間限定割引:前撮りやオフシーズン割引があるか
- 色味の確認:ネットでは写真と実物の色が違う場合があります。ホームページやお客様ギャラリーの着用例を見て確認
ネット予約の場合は、色味やサイズ、必要なアイテムを特に慎重にチェックすることが大切です。
まとめ
- 40〜60代は落ち着いた色と上品な柄を選ぶと自然に素敵に見えます
- 実店舗なら試着で確認、ネット予約なら写真やギャラリーで確認
- 早めの予約とフルセット確認で安心レンタル
一度レンタルしてプロの着付けを体験すれば、今までとは違う自分に出会えます。40〜60代だからこそ、新しいステージの始まりです。
実店舗がある場合は下見がおすすめ。プロのお見立てで顔映りやサイズを確認でき、帯や小物も選べる場合があります。
まとめ
- 年齢に合った色柄を選ぶ
- サイズとレンタル日を確認する
- 早めの予約で安心
- 必要アイテムが揃っているか確認
- プロの着付け・ヘアセットを検討
一度レンタルしてプロの着付けを体験すれば、今までとは違う自分に出会えます。40〜60代だからこそ、新しいステージの始まりです。
躊躇せず、素敵な着物ライフを楽しみましょう。


最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が参考になれば嬉しいです。
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