この記事を書こうと思ったきっかけ
1.残っていた片袖を発見
みつ子着物リメイクのためには必ず、縮むかどうかチェックする必要があります。その場合、まず、片袖をほどいて洗ってみます。
洗った後の片袖だけが残っていて、何かに活かせないかと考えました。
お気に入りだったお召の着物を、思い切ってリメイクすることにし、まず片袖をほどきました。
ところが、その袖は縮み(ちぢみ)が大きく、リメイクには向かないと判断。
そのため、片袖のない着物本体はリサイクルに出し、袖だけが手元に残ったのだと思います(記憶は少し曖昧ですが)。
先日、その片袖を見つけました。
以下の記事でご紹介している「着物でお針子」のサービスを利用しました。
※バイセルや福ちゃんのような買取業者では、このような片袖だけの着物は引き取ってもらえないことが多いのでご注意ください!
【着物を処分したい人】バイセル&福ちゃん&着物でお針子で寄付?のメリット・デメリットを比較してみました。
なぜ、着物にも合う“リュック”



着物リメイクでも使いやすい“和のリュック”があると便利ですよね。



着物で出かけるときは手提げバッグを持つことが多いのですが、最近は片手で重い荷物を持ち運ぶのがだんだんつらく感じるようになってきました。黒いリュックはデニム着物のときは使っていますが、それ以外の着物には合わないような気がしていました。
そんな時、図書館で借りた森恵美子さんの「アイデアリメイク」に「手ぬぐいで簡単リュック」が載っていたので、片袖にもピッタリ!と思い、その方法通りに作ってみました。
作り方
2. リュックのデザインと特徴
以下のことを盛り込んで実際に使えるリュックを目指しました。
- 小ぶりで軽く、和装にも洋装にも合うデザイン
- 開閉しやすい(ナップサック型)
- しっかり肩にかけられる紐(太めの紐で二重に)
- 余っていたお気に入りのリボンテープをアクセントにオシャレ感を
大好きでよく着ていた小さい格子のお召しでした。リサイクルして日常的に使えるなら嬉しいと思いました。


リュックのときは、背中がコンパクトになる半幅帯の『かるた結び』がおすすめです。今回は、姉にもらった名古屋帯を締めたかったため、帯枕を小さくして、お太鼓を小ぶりにしました。




3. 材料と準備
- 素材:お召の片袖、一部余っていたリボンテープ
- 裏地:今回は不要(生地がしっかりしていたため)
- 紐:330 cm前後
- 道具:ミシン、ミシン針、手縫い糸、アイロン等 → 家にあるもので十分作れる構成です
※ 特別な材料がなくても家にあるものを利用して作りました。手縫いでもそれほど縫うところが少ないので大丈夫です。
4. 作り方の手順
ステップ1:袖をほどいて布を整える
- 汚れやシミの位置を確認して裁断する
今回は洗ってアイロンを掛けた片袖なのでこの工程はすでにできたうえでの手順になります。
ステップ2:裁断
- 型紙は不要です。生地の大きさに合わせて作るので、型紙を使わなくても自然にサイズが決まります。
片袖や手ぬぐいの大きさをそのまま利用できたのでひと手間省けて良かったです。
ステップ3:縫製
- 袋のサイドは1cm折って縫い、強度を確保。
- 上側の絞り口は出来上がり3cmになるように縫う。
- 外表に折り、約10cmのループ紐を挟んで両脇を縫ったあと、上端に紐を通す。
ループが太かったのでその部分だけ手縫いで何度か往復しながらしっかり縫い付けました。 - 残った紐を2等分し、両脇のひも通し口から、それぞれ上端にぐるりと通し、さらに下端のループに通して結んで仕上げます。


ステップ4:リボンテープをつける
- 背負った感じでリボンテープの位置を決め手縫いでまつりつけます。
最初にリボンテープをつけてもよかったのですが、実際に背負ったときの見え方を確認したかったので、後から縫い付けました。


実用例
5. 実際に使ってみた感想・着用例
- 着物で外出したときに背負ってみた・・・ずれることもなく安定している
- 普段着でも違和感がない・・・洋服でも着物でも紐の長さがちょうどよい
- 荷物の入り具合など・・・13インチのマックブックや水筒、ティッシュペーパー、ハンカチ、マスクなど思った以上に入る
【着物に背負うときの注意点】はもちろんカジュアル着物に限りますが
- 帯結びをコンパクトにする
- 直接帯の上にリュックを背負わない
- 羽織りやコートの上から羽織る


着物のとき以外でも活躍し、違和感なく使えました。本と水筒を入れて出かけましたが、水筒の蓋はしっかり閉めておく必要があります。


そんな心配から解放…最近購入した便利なバッグインバッグ、ピッタリサイズに感激!


バッグインバッグはCreemaのorijinさんのオリジナル商品です。
https://www.creema.jp/item/19280387/detail
まとめ
リメイクの本がたくさん出ています。年を取るとだんだん体力的に着物で過ごすことが難しくなってきました。
お気に入りだったけど、なかなか着る機会がなかった着物。そんな一枚が、ちょっと手を加えるだけで、ふだん使いできる素敵なアイテムに生まれ変わります。
難しく考えず、まずは“やってみよう”の気持ちから着物リメイクは、思った以上に気軽に始められて、自分らしさを形にできる楽しい世界です。
そんな時、図書館で借りた森恵美子さんの『アイデアリメイク』に「手ぬぐいで簡単リュック」が載っていたので、片袖も大きさ的にピッタリ!と思い、その方法通りに作ってみました。
- 着物の思い出を日常で楽しめるリメイク
片袖と手ぬぐいリュックのアイデアで欲していたリュックが完成して、放置していた片袖も無駄にならず大満足です。
世界に一つだけのリュックから着物リメイクの発想がもう一つ増えました。 - 眠っている着物がある方は、ぜひチャレンジしてみてください
ずっと置いてある羽織があるなら、袖なし羽織とリュックをぜひお試しください。
少々、派手でもリュックなら大丈夫です。


※ 製作に不安のある方へのヒント・・・袋にすれば良い位に考えて作って見てください。ミシンが無くて手縫いでもしっかり縫えば大丈夫です。
もう一つのリュックと袖なし羽織
失敗した買い物からの転換
絹のは着心地がとても気持ち良いので、ワイドパンツを作ろうと着物リメイク用にメルカリで羽織を800円で購入しました。
ところが、勝手に絹と勘違い!届いたのはポリの羽織でした。しかも、ワイドパンツを作るには寸法が足りないことが判明!
可愛いのでこのまま孫に取っておこうかと考えましたが
片袖からリュックを作った経緯からこちらも片袖からリュックを作り、残りは袖山をつまんで袖なし羽織にすれば孫にも着せられ一石二鳥と考えました。
- この袖リュックは臨機応変に紐通し部分を余った袖口布で作りました。それもかわいい仕上がりです。
- ポリなので洗っても縮むことも無くアイロンも不要です。
- 材料として購入したのは百均の3mの紐のみ、今あるものを活かすリメイクがおすすめです。
- 裏地もついたままなので補強も厚みも好都合です。
- 袖なし羽織は肩山の端を1cmずつつまむとゆる~くカーブになってフレンチスリーブのような形になり洋服にも羽織れます。
小さなパーツ(袖)でもこんなに実用的
これはかわいい柄なので孫にも合いそうです。身頃はそのまま袖なし羽織として使います。いろんな発想が今回のリメイクで広がりました。


最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が参考になれば嬉しいです。
着付け教室を開いています。お気軽にお問い合わせください。お待ちしております。










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