[お太鼓を決める!】お太鼓サポートの使い方徹底解説

まき

お太鼓サポートは頂いて持っているけど使い方がいまいちわからず使っていません。

質問者さん

頂いたけれど、一体どういう物なのかもわからずに仕舞い込んでいました。

と生徒さんから頻繁に聞きます。

みつ子

お太鼓サポートは「私が購入して良かったもの」にも載せている着付けグッズです。使わないのはもったいない!です。
使い方をお伝えした皆さんはに有効活用して頂いている便利グッズです。



着付け小物は日々進化しています。便利なグッズは使わないと損をします。

着物歴30数年のみつ子がお太鼓サポートの使い方を図や写真解入りで徹底解説しますので最後までお読み下さい。

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目次

お太鼓サポート前準備

 名古屋帯で一重太鼓、袋帯で二重太鼓の帯結びに使えます。

今回は名古屋帯での解説になります。袋帯でもお太鼓サポートの使い方は同じです。


 名古屋帯や袋帯の帯枕の紐を結んで背中に乗せた後に使います。その時点までご自身のいつも通りで行って下さい。


 図のようにお太鼓サポートに腰紐を通しておきます。点線のように左右ほぼ同じ長さに通して下さい。

お太鼓の大きさを決める

 お太鼓のタレの中にお太鼓サポートを入れる。


 お太鼓の大きさは胴に巻いた帯の下線に合わせる。


 タレをお太鼓サポート下線に合わせて引き寄せる。

お太鼓を作る

 お太鼓の大きさを鏡を見て決めたら少し折り上げお太鼓の下線をクリップで固定する。


 クリップで固定し余った垂れを折り上げ、垂れ先分(人差し指の長さ)を決めたらお太鼓サポートの紐をしっかり引きながら前で結んでおく。

しっかりと結んでおかないとお太鼓の大きさが変わってしまうので注意が必要です。

お太鼓の中に手先を通す

 手先を押さえている仮紐を外し手先をお太鼓の中に通す。


 反対側は2センチくらいお太鼓から出す。


 手先を通してからクリップを外す。

手先を通し帯締めを結ぶ

 手先をしっかりお太鼓の下線まで下げる。


 帯締めを手先の真ん中に通す。


 手先の真ん中に帯締めが通っていることを確認したら前で帯締めをしっかり結ぶ。

御太鼓サポートの紐を抜く

 前で結んだお太鼓サポートの紐をほどき手先を少しめくってお太鼓サポートを抑える。


 太鼓サポートを指でしっかり抑えながら腰紐を少しづつゆっくり引き抜く。
強く引くとお太鼓サポートがずれたり飛び出したりするので注意!


 帯揚げやおはしょりを整えて完成させる。

まとめ

お太鼓サポートのメリット

  • 着物初心者から上級者まで簡単に綺麗なお太鼓が作れる。
  • 複雑な手順を踏まなくても使える。
  • 最低限お太鼓サポートと腰紐一本で他に要る物がない。クリップがあればなお便利。
  • 柔らかい帯の手先が凹まずストッパーになり帯締めが緩んでこない。
  • 名古屋帯でも袋帯でも使える。
  • 後ろ板として半幅帯にも使える。
  • 時短やコスパを考えたら元はすぐ回収する。
まき

使い方がわかったので、柔らかい帯に試してみるわ。

質問者さん

手先の凹みをきれいに仕上げたい私にはありがたいわ。
宝の持ち腐れ、ぜひ、活用します。

みつ子

いろんな着付け道具をわからず持っている生徒さんが意外に多く、中には、時代を象徴するようなものもあり、使い方がわかって、ホッとされます。新たな便利グッズは価格と見合えば使っていくのも良い選択肢ですね。

お太鼓サポートのデメリット

  • 銀座結びには使えない。
  • お太鼓サポートに腰紐を通す準備がいる。
  • お太鼓サポートをしっかりと抑えて腰紐を抜くひと手間がかかる。
  • 価格的に安いが費用がかかる。

ものは増やしたくないですが、メリット、デメリット考えても使って良かったです。


特に柔らかい名古屋帯は時間とともに凹んできますが、使うと、一日中、帯締めが緩みません。

一度、使い方をマスターすればそれほど難しい手順ではありません。

お太鼓サポートの他にもおすすめアイテムを紹介していますのでご覧ください。

最後までお読みいただき有難うございます。この記事が参考になれば嬉しいです。

着付け教室も開校しています。お気軽にお問い合わせ下さい。お待ちしております。

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