年齢を重ねても楽しめる!着物コーディネートの基本と上品に見せるコツ6選

着物を着ること自体は好きだけれど、「似合う色が変わった気がする」「派手すぎても地味すぎても…」と悩むことはありませんか?

年齢を重ねた今だからこそ、落ち着きと品のあるコーディネートがしっくりくるようになってきました。

今回は、そんな大人世代に向けて、着物のコーディネートの基本スタイルと、それぞれに合ったシチュエーション・失敗しないコツをご紹介します。

「難しそう」と思われがちな着物コーデも、ちょっとした工夫でぐっと素敵に見えるんですよ😊

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目次

着物コーディネートの基本と上品に見せるコツ6選

やっぱり第一印象って大事。感じよく見えるに越したことはありませんよね。

以下の6つの事例を参考に自分の持っている着物や帯、小物でアレンジしてください。

「素敵だなぁ」と思う着こなしに近いもので真似をして見るから私も学びました。大好きな森田先生の最初に購入した著書です。

① 同系色コーデ|落ち着きと統一感を大切に

特徴

着物と帯を似た色合いでまとめ、上品で統一感のある印象に仕上げるスタイル。

おすすめシチュエーション

・お茶会

・同窓会やお食事会

・伝統文化系のイベント(観劇や展覧会など)

失敗しないコツ

・濃淡をつけてぼやけないようにする

・小物でやや明るい色(白や薄金など)を入れると表情が出やすい

・淡いグレーの江戸小紋 × シルバーの帯 × 白系の帯揚げ・帯締め

淡いグレーの江戸小紋 × グレーの帯 × 白の帯揚げ&帯締め

② 異色コーデ|華やかさとメリハリを楽しむ

特徴

着物と帯をあえて異なる色で組み合わせ、華やかさとメリハリを出すスタイル。

おすすめシチュエーション

・親しい友人とのおでかけ

・旅行先での街歩き

・カジュアルなイベント(マルシェや和のワークショップなど)

失敗しないコツ

・どちらかに落ち着いた色を選ぶ(ビビッド×くすみカラーなど)

・小物に帯や着物のどちらかの色を取り入れてバランスをとる

茶色の紅花紬 × からし色系の帯 × 茶系の帯揚げ

茶色の紅花紬 × からし色系の帯 × ベージュ系の帯揚げ

③ 差し色コーデ|上級者感のあるさりげないおしゃれ

特徴

ベーシックな色合わせの中に、帯揚げや帯締めでピリッと差し色を効かせたスタイル。

おすすめシチュエーション

・きちんとした集まり

・軽いフォーマルな場面(親族の集まりなど)

・ちょっと気持ちを華やかにしたい日

失敗しないコツ

・差し色は「小物一点」に留めるのがポイント

・帯や着物の一部にその色が含まれているとさらに上級者風

黄色の小紋 × 黒の更紗柄帯 × 黄色の帯締め

黄色の小紋 × 黒の更紗柄帯 × 黄色の帯締め

④ 柄×柄コーデ|遊び心を楽しむ個性派スタイル

特徴

着物・帯どちらも柄ありの上級コーディネート。柄の大きさやテーマを合わせて遊び心を出すスタイル。

おすすめシチュエーション

・個展・アートイベント

・和の習い事の発表会など

・オシャレ好きな友人との集まり

失敗しないコツ

・柄の「大・小」で変化をつける(小柄の着物に大柄の帯など)

・テーマ性(季節・花・幾何学など)を意識するとまとまりやすい

小花の小紋や大島紬× 大柄の絞りの帯×桜色の帯締め×桜柄の半襟

小花の小紋や大島紬× 大柄の絞りの帯×桜色の帯締め×桜柄の半襟

⑤ 季節・テーマコーデ|日本の四季をまとって楽しむ

特徴

季節の色や柄を取り入れ、日本らしい情緒を楽しむスタイル。

おすすめシチュエーション

・観劇や和のイベント(歌舞伎、文楽、コンサートなど)

・季節の花めぐりやお出かけ

・着物仲間との交流会

失敗しないコツ

・季節を先取りするくらいの感覚で取り入れる

・あまり詰め込みすぎず、主役を一つ決める

白地に枝垂れ桜の小紋 × 桜色の帯×白地の帯締め×ピンクの帯揚げで春の装い

白地に枝垂れ桜の小紋  × 桜色の帯×白地の帯締め

⑥ モノトーン・ワントーンコーデ|洗練された都会的スタイル

特徴

モノトーンや単一カラーで統一された、シンプルで洗練された雰囲気のコーデ。

おすすめシチュエーション

・美術館・ギャラリー巡り

・ホテルランチ

・洋の雰囲気とも調和させたい時

失敗しないコツ

・素材感で変化をつける(紬 × 染帯など)

・小物に微かな光沢感や異素材を入れると奥行きが出る

グレーと白の縞柄の結城紬× 白とグレーの絞りの帯 × 同系色の帯揚げ&帯留め

グレーと白の縞柄の結城紬× 白とグレーの絞りの帯 × 同系色の帯揚げ&帯留め

まとめ|「今の私」にちょうどいい着物コーデ

  • 若い頃は「似合う色」で選んでいた方も、今は「落ち着き」「余裕」「優しさ」「品格」がキーワードになることが多いですね。

無理に華やかにせず、心地よく、楽に、でもきちんと見えるコーディネートを楽しんでみませんか?

年齢を重ねたからこそ似合う色や柄、雰囲気があります。

  • 「何が似合うかわからない」「昔の感覚と違う」と感じたときは、同系色や差し色で落ち着いたコーディネートから始めてみるのがおすすめです。

着物のコーディネートは、正解が一つではありません。自分らしく楽しめる装いを、少しずつ見つけていきましょう。

着付けに不安がある方へ

当教室では、着物の基本的な着付けはもちろん、「今の自分に似合うコーディネートが知りたい」「年齢に合った装いがわからない」といったお悩みにも寄り添ってサポートしています。

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