着物を優雅に着ていても寒さはいただけませんね!
でも、洋服と同じようには防寒ができません。
着物用に特化せずともコスパ良く装う防寒対策やコツをお伝えします。
着物歴30数年の着物講師みつ子が効果的でなおかつ綺麗に装うことができる防寒対策をお伝えします。
寒い時は羽織より長いコートの方が暖かい。
オススメしたいあったかグッズ5選
静電気が起きにくい着物用肌着、洋服にも使えます。
足元には足袋の下に履く着物用ハイソックス、暖かく嵩張らず静電気が起きにくい。
私が愛用の嵩張らず静電気も起きにくいスパッツで洋服にも使えます。
黒やピンクのヒートテックシャツを着ていてもアームカバーで袖口から見えるのを隠せます。
耳だけに被せるウォーマーなので、髪形を崩しません。
衿元の防寒
- 衿元
衿元は着物用のショール又は洋服用の幅広ショールで深くかぶせます。
寒さがきつくなければ、衿にかぶせず肩に乗せて添わせます。
両手がふさがれないように一結びしても大丈夫です。
短いショールはブローチやスカーフ止めで止めてもいいでしょう。
寒さがきつい場合は衿元ををすっぽりと覆って巻きます。
後ろ衿と首の間に隙間ができ、見た目も防寒的にも良くないので注意してください。
- 肩
肩にショールを乗せるようにかけるとそれだけでかなり暖かい。
前で一結びします。
- 耳
耳が冷たくなってしまう場合は
ショールを耳のところまで持ちあげ覆うか
洋服用の防寒耳当てで着物に合いそうな色柄をチョイスしてください。
最近の着物にイヤフォンも違和感なし(^^♪
色柄がこんなにたくさんあるなら、今年は、着物に合いそうな耳当てが探したいです。
手元の防寒
- 手首
着物用か洋服用のアームカバーをつけて防寒します。
着物用もありますが洋服用の色柄は着物に合うようなものを選んでください。
- 腕
アームカバーをつけても寒い場合は、襟ぐりが大きく着物の衿元から見えないヒートテックの長袖シャツや着物用インナーを肌着として着ます。
ただし色目はなるべくなら肌色の物を選び、室内に入ったら腕まくりして、袖口から見えないようにしておけば問題ないです。
着物にも合いそうなシャツをセール時に購入しておけば、寒さ対策は万全です。
ヒート+ふぃっとソフトサーモなら静電気防止効果もあり、レースが付いているので袖口から見えても綺麗です。
ヒート+ふぃっと着物用インナーは洋服にも兼用できます。
- 手先
手は柄が、派手だったり、洋風だったりしない洋服用の手袋でおとなし目にしておくといろんな着物に合わせやすい。
着物やコートの色目に合わせてコーディネートすると楽しい。
足元の防寒
- 足首と足の甲や足先
あったか着物用ハイソックスを足袋の下に履きます。
足袋インナーロングヒート✙ふぃっとは全く寒さを感じず快適です。
ただし、素足より嵩張るので足袋は0.5センチくらい大きめを履くかストレッチ足袋を履きます。
- ふくらはぎ
ふくらはぎはハイソックスヒート+ふぃっとロングを足袋の下に履いて防寒する。
ただし、素足より嵩張るので足袋は0.5センチくらい大きめを履くかストレッチ足袋を履きます。
分厚いレッグウォーマーは擦れて歩きにくく足袋とレッグウォーマーのすき間が寒い。
薄い着物用ストッキング✙フリース足袋は擦れは少ないが、防寒効果も低い。
- ひざや太腿
洋服用のヒートテックスパッツを履きます。
ただし、洋服にも使える静電気防止効果の暖かいステテコパンツヒート+ふぃっと着物用インナーをお勧めします。
防寒のまとめ
- 衿元(首周り)、手首、足首を防寒すると着物の防寒対策はできる
- インナーなど、それ以外の目立たない場所は、自身の体感に合わせて差し引きする
- 洋服用を使う時は派手な色は避け嵩張らないものでシャツは衿ぐりから見えないもの
- 洋服用でコストがおさえれるものは使う
- 【静電気防止効果を発揮】は必須アイテムで洋服兼用ができる着物用は取り入れてみる
- 着物用も兼用できるものはどんどん取り入れてみる
- コスパ的に着物用の物が要る場合だけ着物用を使う
- 着物用が洋服用に使える場合は眠らせておくことがもったいないのでどんどん使う
最後までご覧いただきありがとうございます。
ちょっとした仕草ですが、着物のショールを外す時は洋服のように手を大きく動かせないです!
ショールの外し方動画も参考になさってください。
この記事が参考になれば嬉しいです。
着付け教室も開校しています。お問い合わせお待ちしております。
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