
着物を着ると優雅な気分になりますが、冬の寒さには悩まされますよね。しかも、着物は洋服と違って簡単に防寒対策をするのが難しいものです。そこで今回は、着物専用アイテムにこだわらず、手軽でコスパの良い防寒方法をご紹介します。これで寒い冬でも美しい着姿を楽しむことができます!
長年の試行錯誤の末にたどり着いた、効果的かつ美しさを保つための、誰でもすぐにできる、コスパ最強の防寒対策をご紹介します! ぜひ最後までご覧ください。
結論
着物で寒さを感じやすいのは、首元、手元、足元の3ヶ所です。
この3ヶ所をしっかり防寒すれば基本的な寒さ対策は万全!です。
さらに、上半身と下半身も防寒すると、より快適に過ごせます。
コートや羽織と合わせて、これらの対策を試してみてください。
防寒対策のための5つの工夫
1首元・・・軽くて暖かい大判ショール、毛皮のスヌード
2上半身・・薄くて、軽くて、暖かいインナー(ヒートテックやヒート+ふぃっと着物用インナー)
3下半身・・薄くて、軽くて、暖かいヒート+ふぃっと着物用スパッツ
4足元・・・暖かいヒート+ふぃっとハイソックス、足袋ハイソックス
5手元・・・和洋兼用のアームカバーやスマホ対応手袋
1. 首元:大判ショールや毛皮のスヌード
首元は冷えやすい部分ですが、大判ショールや毛皮のスヌードを使えばしっかり防寒できます。
軽くて暖かい素材を選び、着物に合う無地やぼかしがおすすめです。
2. 上半身:薄くて暖かいインナー
「ヒート+ふぃっと」のような和装専用インナーは、薄手で衿ぐりが広く、着物から見えにくいデザインが特徴です。保温性が高く、静電気防止加工も施されています。また、ヒートテックなどの洋服用インナーも便利で代用可能です。
3. 下半身:暖かいスパッツ
「ヒート+ふぃっと」などの和装用スパッツは、薄手でかさばらずストレッチ性があるため快適です。
七分丈タイプなら裾から見える心配もありません。また、ヒートテックなどの洋服用スパッツも便利で代用可能です。
4. 足首:たび下ハイソックス
足袋の下に履ける「ヒート+ふぃっと」ハイソックスがおすすめです。暖かさを保ちながら、足袋との相性も良いので快適に過ごせます。
5. 手首:アームカバーやスマホ対応手袋
和洋兼用のアームカバーや指なしタイプのスマホ対応手袋は、手元を温めながら作業もしやすい便利なアイテムです。カシミア調など柔らかい素材で、着物に合う色を選ぶとより上品です。
これらのアイテムを活用すると、寒さを気にせず美しい着物姿を満喫できます。
防寒方法
衿元
衿元の防寒には、洋服用の大判ショールやスヌードがおすすめですが、
寒さが厳しい時は、ショールを衿元全体を覆うように深くかぶせて巻きます。
ショールは、一結びして固定したり、短めのものならブローチやスカーフクリップで留めると、両手が空いて便利に使えます。


最近は、洋服用のファー素材のスヌードを愛用しています。
形を整えて頭からかぶるだけで簡単に着脱できるのでとても便利です。
このスヌードは20年ほど前にショッピングモールで15,000円で購入しました。
広げると肩まで覆えるのに軽くてコンパクトで、とても暖かいので重宝しています。
コストパフォーマンスも良く、お気に入りのアイテムです。
※スヌードとは、首周りを覆う筒状の防寒アイテムで、両端が繋がった輪っか状になっているのが特徴です。


羽織の場合でも首元をしっかり防寒すれば温かいです。


写真のような巻き方をすると、後ろ襟と首の間に隙間ができてしまい、見た目も防寒効果も良くありません。巻く際は、この点に注意してください。


肩
ショールを肩にふんわりかけるだけでも、とても暖かく感じられます。さらに、ショールの端を軽く結んでから上着を羽織ると、もっと暖かくなります。


お召し着物のメーカーが作った約82cm×200cmのシルク大判ショールについて説明します。
このショールは、細いラメ糸を使った膨れ織という技法で作られており、お召しと同様、両面で色が反転しているのが特徴です。コンパクトに畳めて軽く、柔らかな肌触りも気に入っています。


首元が大きく開いているスヌードの場合はブローチで調節してください。
耳
耳が冷えるときは、ショールを耳まで持ち上げて覆うか、ヘアセットが崩れにくい洋服用の防寒耳当てを使うのがおすすめです。
着物に合う色や柄を選べば、さらにおしゃれを楽しめます。最近では、着物にイヤフォンを合わせても違和感がなくなり、耳当てもデザインが豊富なので、着物にぴったりのものを探してみるのも素敵ですね。
手首
着物用か洋服用のアームカバーで防寒します。
洋服用を兼用の場合は、派手な色や柄を避けて選んでください。
腕
アームカバーで腕を完全に覆えない場合は、襟ぐりが広いヒートテックの長袖シャツを肌着として着ると良いです。
ただし、派手な色は避け、室内では腕まくりをして袖口から見えないようにすれば問題ありません。
ヒート+ふぃっとソフトサーモなら静電気防止効果もあり、レースが付いているので袖口から見えても問題ありません。
ヒート+ふぃっと着物用インナーは洋服にも兼用でき上半身の防寒ができます。
手先
手元の防寒には、派手すぎずかさばらない、控えめなデザインの手袋がおすすめです。
シンプルなものを選ぶとさまざまな着物に合わせやすくなり、着物やコートの色に合わせてコーディネートすると、よりおしゃれを楽しめます。最近は便利なスマホ対応もあります。
足首と甲や足先
足元の防寒には、着物用のあったかハイソックスを足袋の下に履くのがおすすめです。
東レ「足袋インナーロング ヒート✙ふぃっと」を使えば、寒さを全く感じず快適に過ごせます。
このハイソックスは、普段使いもできて手放せない暖かさです。大きいサイズもあるので、男性にもおすすめです。
ただし、素足より厚みが出るため、足袋は普段より0.5センチ大きめのサイズを選ぶか、伸縮性のあるストレッチ足袋を使うと快適です。
ソックスタイプなので着脱が簡単です。時短になるので足袋カバーとしても愛用しています。
分厚いレッグウォーマーは、歩くと擦れて動きにくくなり、足袋との間が寒くなりやすいです。
反対に、薄手の着物用ストッキングとフリース足袋の組み合わせは擦れにくいものの、防寒効果はそれほど高くありません。
ひざや太腿
洋服用のヒートテックスパッツあるいは洋服にも使える静電気防止加工の暖かいステテコパンツ、ヒート+ふぃっと着物用インナーをお勧めします。
防寒対策のための5つの工夫
以下のポイントが重要です:
1. 首元:軽くて暖かい大判ショールや毛皮のスヌードで保温。
2. 上半身:薄手で暖かいインナー(ヒートテックや和装専用の「ヒート+ふぃっと」インナー)やヒートテックインナーを使用。
3. 下半身:同じく「ヒート+ふぃっと」やヒートテックのスパッツなど、薄手で暖かいものを選択。
4. 足首:保温性の高いハイソックス(ヒート+ふぃっとシリーズなど)がおすすめ。
5. 手首:和洋兼用のアームカバーやスマホ対応手袋で冷えを防ぐ。
インナーはご自身の体感温度で調節してください。
それ以外は着物を着た状態でも簡単に着脱可能です。
着物用コートや羽織以外にケープやポンチョなど洋服用も積極的に取り入れると経済的に防寒できます。
防寒のコツ
これらの工夫で、効率よく暖かさを保ちながら着物を楽しむことができます。
① 基本ポイント:衿元、手首、足首を温める。
② インナー調整:見えない部分で洋服用インナーも活用。
③ 小物選び:派手な色を避け、軽量で嵩張らないものを選ぶ。
④ コストを抑える多用途アイテム:和洋兼用アイテムを積極的に日常でも活用。
⑤ 静電気対策:静電気防止アイテムや静電気防止抑制機能の着物用スパッツを使用。
下半身については、着物用スパッツの方が静電気が起こりにくいと感じます。
⑥着物用アイテムも日常使いで活用する
着物用のアイテムは、洋服にも使える場合があるので、しまい込まずにどんどん活用しましょう。
ヒート+ふぃっと着物用スパッツやハイソックスはワイドパンツの下にも活用しています。
ご紹介したハイソックスタイプの足袋下は、足袋だけでなく普段使いにもおすすめです。実際に使った生徒さんやご主人からも、暖かいと好評でした。
以前、シルク素材のインナーワンピースを着た際、歩くたびに裾がめくれ上がってしまい、とても気になった経験があります。そのため、シルク素材のインナーワンピースはあまりおすすめできません。一方で、スパッツはそのような心配がなく快適に着用できます。
素早くきれいにショールを外す方法を紹介した動画も参考にしてください


最後までお読みいただき有難う御座いました。この記事が参考になれば嬉しいです。
着付け教室も開校しています。お問い合わせお待ちしております。


コメント