着物を、楽に、綺麗に、早く、着たい人、派手な着物も活用したい人、【お勧めグッズ5選と必須テクニック】

楽に綺麗に着付けをしたい人、歳をとって簡単に着付けを済ませたい人、いますよね!
最近、着付けの手順の多さを感じますし、年齢による体型の変化をカバーする着付けの必要性を感じます。
何でも簡単にできるこの頃、私でも従来の着付が億劫になってきました(*_*;

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派手な小紋も帯を替えるとまだまだ使えます。

着物歴30数年の着付け講師のみつ子です。

週3日、着物を着続けている私でも年と共にに今までの着付け方法では着崩れやすくなってきました。

体形や肉付きの変化によって様々な見直しが必要になってきました。

何とか、楽で綺麗に装う方法はないものかと新しい着付け用具をいろいろ試しました。

そんな私が、試してよかった、手順が楽で、綺麗に着られる、そして、着崩れ防止のノウハウをお伝えしたいと思います。

もちろん、若い方や、着付け初心者さんにも有益な情報ですので、最後までご覧くださいね。

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目次

結論

従来の着付けグッズを見直す

それぞれの悩みを解消できる着付けグッズを試して得られた結果です。

きれいに着崩れなく着るためのお勧めグッズ4選とあったら便利な3選

  1. コーリンベルト ⇒長じゅばんの衿を固定する
  2. 着物用クリップ ⇒着物と襦袢の衿を固定する
  3. コーリン和装締め ⇒着物の衿合わせを固定
  4. 腰紐ウエストベルト ⇒着物の裾合わせをひと手で固定、腰ひもの緩みやキツ過ぎを解消
  5. お太鼓サポート ⇒柔らかい帯のお太鼓を楽に綺麗に形作れる
  6. 補正パッド ⇒襦袢や着物の衿が浮いたり左右差をふせぐ 
  7. 和装ブラをつかう ⇒バストが帯の上に乗りにくい

通常は、腰紐3本、伊達締め2本使いますが、この4選、これだけでも、着物までの着付けはできます!

ご自身で、腰ひも、伊達締めなども追加した方がよければお使いください。

それでは、それぞれの着付けグッズについて説明します。

1.コーリンベルト ⇒長じゅばんの衿を固定する

長襦袢をコーリンベルトで止め、着物の衿と襦袢の衿とをクリップで止めています

コーリンベルトは肋骨にあたっていたくない位置に止めましょう。

2.着物用クリップ ⇒着物と襦袢の衿を固定する

真後ろでなくても良いので襦袢と着物の衿を合わせてクリップで留めておくと衿がずれない。

洗濯バサミは着物や帯をいためるのでおすすめではありません。

3.コーリン和装締め ⇒着物の衿合わせを固定する

着物に使うと胸紐の役目も兼ね、伊達締めも省略できる。

4.腰紐ウエストベルト ⇒着物の裾合わせを楽に綺麗に固定する

予め長さを合わせて調節しておくと2重に巻いて結ばずカチッとはめるだけでよい。ストレッチがきいて腰紐が楽に固定できる。

5.お太鼓サポート ⇒柔らかい帯のお太鼓を楽に綺麗に形作ることが出来る

便利グッズとして追加します。柔らかい帯、例えば、塩瀬の染め帯などの帯のお太鼓が綺麗に楽に形作ることが出来ます!帯締めが緩まない。

6.衿もとを簡単にきれいにする ⇒補正パッドをつかう

バストが下がって襦袢の衿がが落ち着かない、襟元が開いてくる人は、肌着の胸元に三日月型の補正パッドを縫い付けるか半衿用両面テープで留める。
胸元にボリュームが出て衿が固定され動かなくなる。

パッドのみで購入し足りないところを補う。

全体を覆う補整着でヒップパッド付きもワンタッチで便利そう!簡単が何より嬉しいですね。

パッドが入るポケットがあり衣紋も抜ける肌着も便利です⭕

襦袢の襟元に左右差が出る人 ⇒しっかり胸元に補正をし、コーリンベルトで固定する

襦袢の襟元をバストトップより深くあわせ、衿が同じ位置までかぶっているかチェック、同じようにかぶっていないと左右差の原因になる!コーリンベルトを襦袢の衿左右同じ位置に付けて固定すると衿元が動きにくいのでお勧め

バストが下がって伊達締めに乗る ⇒ホールド感のある和装ブラをつかう

アンダーバストに縦半分に折ったタオルを巻きウエストとの段差を埋めたりホールドアップできる和装ブラをつける。

詳しくは下の補正の仕方の記事を参照ください

みつ子

和装ブラとステテコで補正無しで着ることもあります。気崩れなければそれで良いのです。
自分の心地良いころあいを見極めてなるべく補正は省きます。

ホールドアップがある和装ブラ(たかはしきもの工房)

着物の襟もとが決まらない人

着物の着方を見直す

着物の衿合わせがうまくいかない ⇒襦袢をきれいに着付け、きれいに着た襦袢に合わせる

  • まず、襦袢をきれいに着ることが重要です。着物の後ろ衿は襦袢の衿より5~7ミリかぶるように着ます
  • 耳の下では襦袢と着物の衿が揃うようにあわせ、後ろよりの横の方を片方着物用クリップで固定すると着物と襦袢がずれません。

着物の衿合わせに左右差が出る ⇒コーリン和装じめかコーリンベルトで着物の衿を左右対称に固定する。

掛衿や背中心が合っているか合わせ鏡などで確認しかけ衿の下3センチくらいを三分の一内側に折り両方の衿の同じ位置を同じバストの位置を包み込むように合わせる。その時、襦袢の衿元を1.5センチくらい見えるように合わせる。

衿が浮く ⇒コーリン和装じめで着物の衿を固定する。

コーリン和装じめを用いて着物を固定させると動かず衿の浮きを抑えられる。

3.帯の上線の着物にしわが寄る

着物の左右の脇のところにしわを送るようにしてもっていくと前面のしわは取れます。その時、コーリン和装締めベルトを使うと、伸縮性があるのでしわを脇に送りやすい

着物の裾線が決まらない人

腰ひもが緩んでずってくる、腰ひもがきつ過ぎて苦しい 

腰紐ウエストベルトで程よい締め加減を決めておくと緩みにくい。
腰紐ウエストベルトは伸縮性があり、きつすぎず緩みにくい。

着物の丈が短い、着物の丈が長すぎる

  • 腰紐の位置を腰骨より下にしめると、おはしょりが長くなる。
  • 腰紐の位置を腰骨より上に締めるとおはしょりが短くなる。自身のいい位置を見つけ、腰紐ウエストベルトで締めると伸縮性があるので苦しくない。

私は年中、夏用を使っていますが、問題ありません。こちらも便利かもしれませんね。

おはしょりが短い長いなど、きれいに決まらない人

着物の丈が短い、着物の丈が長すぎるときのおはしょりの調節 ⇒腰ひもゴムベルトで調節する

  • 腰紐の位置を腰骨より下にしめると、おはしょりが長くなる。
  • 腰紐の位置を腰骨より上に締めるとおはしょりが短くなる。自身のいい位置を見つけ、腰紐ウエストベルトでワンタッチでカチッとはめるだけ!伸縮性があるので苦しくない。
  • おはしょりが短い

着物の身丈が身長同寸のマイサイズだと、おはしょりは5~6センチの標準が出ますが、身丈が身長より短いと、おはしょりが短くなります。
腰紐の位置を腰骨より下にしめると、多少なりとも出せます。

  • おはしょりが長い(私の場合、身長が縮んだ分おはしょりで調節しています)

着物の丈が身長より長いと、おはしょりが長くなってしまいます。できるだけ腰ひもを上に締め、それでも、長い場合は、コーリン和装締めベルトに挟んで長さを調節します。その上に、伊達締めをすると、なお、安心です。

  • おはしょりが波打つ

コーリン和装締めベルトで襟元を決めたら、下前の、おはしょりをコーリン和装締めベルトに挟んでおはしょりを一重にする。帯を巻いた後も帯の下線をなぞって左右にしわを送っておはしょりの地の目を通す。

  • 後ろのおはしょりが帯のたれ先からでる(着物が長いと後ろ身頃のおはしょりが長くなります)

帯から出たおはしょりを内側に折りあげたれ先から除かないようにする。

わかりにくい人はすなおさんの本がおすすめです。

帯のお悩み解消

ご自身の体型や昔の帯で寸法が短い帯の対処法です。

前柄とお太鼓柄の適正な距離(下図参照)を見て帯は購入しなければいけない。

特に、リサイクルは全長も柄と柄の間の長さも短いものがあるので、適正寸法を確認してください。

袋帯と名古屋帯の標準寸法です。

1尺は38㎝、1寸は3.8㎝で計算しています。
尺とcmの両面のメジャーがあると便利です。
袋帯 全長約4m40cm

袋帯の標準寸法

名古屋帯全長 約3m60cm

名古屋帯の標準寸法

ご自身の体型や昔の帯で寸法が短い帯の対処法として、ある程度は前結びやお太鼓の小さい帯結びで解消できますが、新たにそのような帯を購入することは避けてください。

前柄とお太鼓柄の間が短かすぎてお太鼓がきれいに出ない人や後ろに手が回らない、帯が短い人は

前結びや帯枕不要の銀座結びをしてください。

若いときの着物がしつけ付きの人、あまり着ていないけど活かしたい人

派手な着物を活かして着たい人(カジュアルな着物やプライべートシーン限定)

30代に麻の葉文様が気に入り初めて誂えた小紋です。裏が染まっていないのに単衣仕立てに(-_-;)

何もかも母任せで寸法すらわからなかった私です。帯を地味にすると何とか着られます。デパートのワゴンセールで仕立て付きで5万円くらいでした。

楽な着付けの後は、箪笥に眠っている派手な着物を活かすコツをお伝えします。
費用も掛かるのでどうしても着てみたい着物や帯はお試しください。
今後、購入するときは10年先でも着られるものにしてください。

派手な着物や帯を活かす方法

  • 帯や帯揚げ、帯締めを地味にする。
  • 着物の中の地味めな色の帯をするなど、色目は3色までにする。
  • 出かける時は、大判の、地味なショールやコートで派手さを抑える。
  • 派手かどうか人の意見を聞いてみる。
  • 八掛を替えたり、染め直しを検討する。費用面を考慮してください。
  • 紬や、しっかりした生地はコートや羽織に仕立て直す。
  • 派手な帯は洋服ミックスなどでコーディネート次第で使える。
  • 派手な小紋は帯に仕立て直し地味な着物に合わせる。費用面を考慮してください。
  • カジュアルな場なら明るめのコーディネートで。
  • フォーマルの場では年相応にする
嫁入り支度の44年前の絽の付け下げに最近の帯を合わせて落ち着かせたコーディネート例
嫁入り支度の44年前の絽の付け下げに最近の帯を合わせて落ち着かせたコーディネート例

44年前の墨絵のような柄に薄くグリーンのぼかし、帯を地味目な色、着物の銀ねずをとり年相応に装いました。

これくらいなら、フォーマルな席でも問題なく着られます^_-)-☆

まとめ

楽に、綺麗に、早く装う

  1. 最低限の補正を、胸元、アンダーバスト、ヒップに。
  2. 長襦袢にはコーリンベルトを使って衿もとを固定する。
  3. 着物に伸縮性のあるコーリン和装締でおはしょりを一重、しわを送って胸元を綺麗に仕上げる。
  4. 腰紐の代わりに、伸縮性がある腰紐ウエストベルトでワンタッチ。カチッとはめるだけ。

便利な着付けグッズを使って、楽に着さえすれば、綺麗に、早く着ることができます!
以前のように着姿がきれいに仕上がらなくても楽しく着付けして美しい着物を楽しむのが一番です。

最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が参考になれば嬉しいです。

着付け教室も開校しています。お問い合わせお待ちしております。

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