縮んだ長襦袢や派手な着物&羽織どうする?簡単に活用する方法を具体例で解説

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こんにちは、みつ子です。自宅改装時に泣く泣く手放した派手になった着物や羽織、二束三文でした。

もっと早くリメイクを考え付いていればと後悔しています。

洋裁苦手な私が一着作って、あまりにも着心地がいいので夢中になったリメイク記事にお目通し頂ければ幸いです。

みつ子

『着物もそうだけど、長襦袢もいつの間にか増えているのよね~!
そろそろ、整理したいけど襦袢や短い羽織の買取あるのかしら?』と良くお尋ねがあります。

みつ子

買取はありますが、価格に納得いかなかったら
全品返却で送料は依頼者持ち、一部引き取りはできないという所もあります。言い値で出したもの全部買取か返品、もったいない気もしますね。本人次第ですが。

業者は絶対に損はしないシステムになっているので、みすみす、安価で手放すのはやめた方がいいですね。

どうしても、リメイクなんてしたくない人も買取をご利用前に

着物歴30数年の着付け講師が持て余した長襦袢や羽織の再利用法として、リメイクをお勧めします。

結論は簡単リメイクです。リメイク本いっぱい素敵でほどかずにリメイクできるものがあります。

妹の派手な夏着物をほぼ、ほどかず3日で手縫いで仕上げました。洋裁が苦手な私ですが。

リメイクする前に着物見極めの基準として、一旦、ここに入るだけと決めてまとめるのもいいかも知れません。

移動できるし、嵩張らないので洋間での収納にピッタリですね。

大きい箪笥でなくてもクローゼットのハンガー下に収まる便利な箪笥もあります。

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目次

着物生地は着心地抜群でリメイクに最適!

リメイクお勧めのわけ

何しろ、シルクの着心地がいい!一回洗うと、以降も手洗いでき市販品より扱いが楽、ドライクリーニング不要。

自分で着るので少々、出来上がりが雑でも大丈夫です。

反物の耳を利用すればほつれ止め不要

反物の耳を利用せずでもロックミシンがなくてもほつれないようにジグザグミシンや袋縫いでで大丈夫。

派手ではないですが着物で寝かすより着る機会が増えそうで、結城紬から単衣のコートを作りました。

ポケット無しですが後で付けました。自分で作れば自由自在です。

ほどいて重曹で洗い生乾きでアイロンを掛けて準備OKです。

リメイクの準備

①襦袢をほどく、反物にして手洗い洗剤で手洗いする

重曹と液体せっけんをそれぞれ大匙一杯を30度くらいのぬるま湯たらいいっぱいに溶かしたもので洗うと環境にいいそうです。

②しずくが落ちない程度に脱水し、アイロンで乾かす

ラップの芯などに巻いておけばしわになりません

③自分の好きなデザインの型紙を探し作る(型紙要らずの物もありますよ!)

難解なものは避けて簡単なものから好きなデザインを選び、型紙なしから始めるといい

今回はミシンで縫いましたが、手縫いの本も沢山出てるのでミシンがなくても大丈夫!

洗って保存している着物なら洗剤でなく重曹で洗います。環境保全に役立ちます。

先ずは、一番簡単な派手な羽織のリメイクビフォーアフターです。

羽織の袖2枚だけで作ったインナーです。

衿ぐりと見ごろ中央、袖口を開けて、脇を縫い裾を三つ折りで縫うだけで完成です。

型紙も、説明書もいりません。

リメイク前の姉の羽織
リメイク後のフレンチスリーブのインナー

上のインナーは羽織の両袖をつなぎ合わせただけのリメイクです。

頭からかぶって着られるだけ前と後ろに空きを作り中央と脇を縫い合わせるだけです。

袖口も自分のサイズに適当にあきをつくってください。私は洋服Mサイズですが衿繰りは前18センチ後ろ17センチ

袖口は25センチ開けました。参考にしてください。

        反物幅なので中央と脇を縫い裾を三つ折りにして縫うだけです!

洋裁苦手さんのお助け本

  1. 着物リメイク本は沢山ありますが、まず、図書館でいろいろ借りて自分の好きな、作りたいものが載っている本を借りましょう
  2. 襦袢地なので、うすい生地でも合うデザインであることと、絶対に着るもの、簡単なものから挑戦しましょう
  3. 手縫いの本もあるのでミシンがなくても作れます。
  4. ミシンを使ったり、手縫いにしたり自分の力量に合わせて縫って下さい

型紙要らず、ひたすら縫うだけ

  1. 反物の耳を利用する場合はほつれ止め処理が不要なので簡単です。
  2. 襦袢の袖だけでも簡単に上記のインナーならできます
  3. 見頃までほどかずスモールスタートで試せます。

簡単なものから一つでもいいから仕上げると自信がつく

  1. 大物から挑戦せず、簡単なものから手掛け、実際に着てみる
  2. 切らずに型紙要らずの物でも薄物だとドレープなどで縫い目がごまかしやすいし体型かばーにもなる
  3. インナーなど全部見えないようなコーディネートで試しに着てみて友人や家族の反応を見る

夏場は、もっぱら、日よけに何かしら羽織るのでインナーとして着心地良くヘビロテです。

どうしても自分にはリメイクできない場合の対処法

  1. リメイク教室に通う
  2. 段々とリメイク熱が高まり、作務衣の一日講習に受講
  3. 姉の残した未使用のウールの着物を作務衣上着とワイドパンツにリメイクしました。短時間でお試しに最適でした。
  4. 京都のリビングカルチャーセンターのオリジナル洋裁講座です。人気教室で希望曜日を変更して申し込んだくらいです。今は、日が合わずお休み中です。残念ですが。。。
姉のウール着物からリメイクした作務衣、パンツはワイドパンツ

上下合わせて着るとちょっと和風過ぎて外出には向かないです。

パンツだけだとそれほど、和な感じがしません。

一日講習約2時間で完成。上下、別々に着て楽しんでいます。ウールは暖かく家で洗えるので経済的です。

リメイク教室はネットで探し、自分に合ったところを受講してください。

フリーサイズの大人服で中々おしゃれなものがないと思っている方、必見!

みつ子

おしゃれで手ごろな価格の服が中々見つからない経験ありませんか?
私は、お出かけにリメイク服を利用するようになって既製品のお出かけ服を買わなくなりました。家でお手入れできるので経済的です。

着物を仕事着にしているのでほとんどのお出かけは着物ですが、洋服の方がいい時は昔買ったコムデギャルソンやお手頃なファストファッションの物(主にユニクロ)にシルクのインナーなどを組み合わせてグレードアップしています。

コムデギャルソンのブルゾンとパンツにリメイクしたインナーで夕方からの集まりに出かけました。

派手な着物でもインナーなら華やかさが味方になってくれます。

リメイク作品はフリーサイズ

リメイクしたブラウスやパンツはほとんどフリーサイズなのでインナーにしたりアウターにしたり応用範囲が広く

サイズにも広く対応できる。

シルクの高級感が大人服をグレードアップ

  1. シルクの光沢が高級感を醸し出す。
  2. 伝統の技術の粋,染の美しさや小紋柄の楽しさを表に出せる、襦袢ではほとんど隠れて見えませんでした。
  3. 既製品はクリーニングに出すが、一度洗っているので家でお手入れ可能、経済的。
  4. 肌触りが抜群に良く、きっと、体にも優しいはず!
  5. 適度な張りやドレープが体型カバーしてくれ大人には有難いメリットがある

松下純子さんの本はとってもおしゃれで面倒な手間がかかることがなく、洋服作りが初めてという方にも安心してトライでき見ているだけでもワクワクします。

新たに購入するよりお金もお得、気持ちもスッキリ

  1. 着物つながりの方からの頂き物だったり、目新しいものを買ったりで増えてしまった長襦袢が役立つ
  2. 洗える正絹襦袢とお気に入り何枚かとポリ襦袢でお手入れ代や手間が減らせ気持ちも場所もスッキリする。
  3. 着る機会を失ってしまった襦袢をいかすことができ、もったいない気持ちが救われる。
  4. 生地代0円で替えボタンなどあるものを利用したり工夫次第でわずかな材料費で済む。

着物歴30数年の着付け講師が家で洗って縮んでしまった襦袢の活用方法をお伝えします。

暖化のせいもあり、袷のしっかりした襦袢が、暑苦しく、年とともに重たくなってきました

みつ子

長襦袢も着用の汚れが気になりますよね。特に袖口や裾。自分でお手入れはハードルが高く先延ばしになってしまいます。

思知人の着物愛用者さんに、着古した襦袢を試しに洗ったら縮まなかったと聞いたのでい切って何枚か自分で洗ってみました。

不思議と全く縮まないものや反物の縦方向、つまり、身丈や袖丈だけ縮む物がありました。

洗うのは、お勧めしませんよ!洗うなら、自己責任でお願いします。

縮んだものは元には戻りませんのでどうにかせねば。。。

そんな訳で袖丈が縮んだものを直そうと袖底をほどきましたら出す長さが足りません、あれまー!

袖丈が短いと着物の袖から襦袢の袖がのぞきます。もう襦袢として着ることができません(-_-;)

箪笥の肥やしを増やしたくない一心で、襦袢を思い切ってリメイクすることにしました。

色目がとても気に入っていたこともあり、手間暇惜しまず挑戦です!

縮んでしまった長襦袢のリメイク

袖丈が出ないのでリメイクに踏み切りました。

①襦袢をほどく、反物にして手洗い洗剤で手洗いする

②しずくが落ちない程度に脱水し、アイロンで乾かす

③自分の好きなデザインの型紙を探し作る(型紙要らずの物もありますよ!)

今回はミシンで縫いましたが、手縫いの本も沢山出てるのでミシンがなくても大丈夫!

ミシンは早いですが、手縫いの時間も結構、好きです。

着物リメイクの本はたくさんありますが、私は高橋恵美子さんや松下純子さんの本がおきにいりです。

地元情報ですが、今回のブラウスは松下純子さんの本でデザインを気に入り、

リビング京都のオリジナル洋裁教室で少し、アレンジしてもらい作りました

シルクなので着心地はいいと思います。

縮んで着られなくなった襦袢のリメイクビフォーアフター

縮んだ長じゅばんもいい感じにリメイクでき心穏やかになりました(#^.^#)

リメイクブラウス
襦袢からリメイクのチュニック

着丈が長いのでヒップも隠れ、スパッツの上にチュニックとしてもいいバランスです!着丈は自分の好みで調整します。

後ろスタイル

シルクの柔らかな風合いとドレープが自然に出て、これからの季節、このままでもインナーを着ても

いろいろ楽しめそうです!前たてにつけたボタンは以前持っていたコートの予備ボタンです。

予備ボタンも活用できました。

縮んだ襦袢も捨てたり、寝かしておくことなく、日の目を見れる

縫い糸の色糸くらいの、材料費200円くらいしか、かけずにリメイクできるとやったぁってなりますよね!

自作自演なので、少々不細工でも大丈夫!

ただし、実際に、リメイクして、着るものだけを作るようにしてくださいね!

それなりに、時間がかかっていますので!

また一つ箪笥の肥やし撲滅成功しました!

ブラウスも、心もひらひら揺れて大活躍、自分の好きなデザインの洋服として

蘇りました(^_-)-☆

こちらもお勧め本です。眺めていると、次はどんなものを作ろうかとわくわくしてきます。

ジャケットにも挑戦したくなりますよ、きっと(*^^*)

ぜひぜひ、着物リメイクお試しください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

着付け教室も開校しています。着付けや着物リメイクのお手伝いも致しますのでお問い合わせなどお待ちしております。

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