着物整理の実例|着る予定をきっかけに手持ちの着物を生かすコーディネート

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着物整理の実例

「いつか着物を整理しなくては……」

そう思いながら、なかなか手をつけられずにいませんか?

お嫁入りのときに誂えた着物、その後新しく購入した着物、お母様やお姑様から譲り受けた着物など。

気がつけば、タンスの中にたくさんの着物が眠っているという方も多いのではないでしょうか。

今回は、着物整理とコーディネート相談のご依頼をいただき、お客様のお宅へ伺いました。

着物を整理するだけでなく、手持ちの着物や帯を生かしたコーディネートによって、着物の新たな楽しみ方が見つかったお話です。

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目次

着物を着る予定が、整理を始めるきっかけに

今回のお客様は、以前から着物を整理したいと思っていらっしゃったそうです。

でも、なかなか行動に移せずにいたところ、着物を着て出かける予定が入りました。

そこで気になったのが、着物と帯、小物の組み合わせ。

「何を合わせたらいいのかわからない」

コーディネートに自信がなかったこともあり、この機会に着物整理も一緒に相談したいと、ご依頼くださいました。

着物を着る予定ができることは、着物整理を始める良いきっかけになるのですね。

漠然と整理しようと思っているだけでは、なかなか進まないもの。

でも、着る日が決まれば、その日に着たい着物を選び、帯や小物を合わせるという具体的な目標ができます。

お母様の着物から整理をスタート

まずは、お母様から譲り受けた着物から整理を始めました。

一枚ずつ確認しながら、これから着るもの、着ないものを考えていきます。

着ることにした着物は、どんな帯を合わせたらよいのか、帯揚げや帯締めはどうするかなど、手持ちのものでコーディネート。

続いて、ご自身がお嫁入りの際に用意された着物や、その後誂えられた着物、若いころの着物も見直しました。

今回のお客様は、親戚の呉服屋さんで購入されたものも多く、素晴らしい着物をたくさんお持ちでした。

一方で、ご自身では着付けをされず、コーディネートについてもあまり自信がなかったそうです。

着物そのものが素敵でも、どんな帯や小物を合わせたらよいのかわからないと、着る機会を逃してしまうことがあります。

着物整理は、着物を減らすだけでなく、これから着たい着物を見つける作業でもあるのです。

お母様の着物とご自身の帯の夏物のコーディネートの一例
お母様の着物とご自身の帯の夏物のコーディネートの一例

お姑様から譲られた着物で、お出かけコーディネート

今回のお出かけに選ばれたのは、お姑様から譲り受けた着物でした。

その着物に合う帯を選び、帯揚げや帯締めなどの小物を合わせていきました。

さらに、バッグまで含めてトータルコーディネート。

これで、お出かけの準備も整いました。

着物と帯が決まっていても、いざ着るときになって、

「帯揚げはどれにしよう?」

「バッグは何を持とう?」

と迷ってしまうことがありますよね。

お出かけの日までに小物を含めた組み合わせを決めておくと、安心して当日を迎えられます。

今回も、お客様に安心していただけたことが何より嬉しかったです。

新しく買わなくても、手持ちの着物で楽しめる!

整理を進める中では、確実に使えないものもありました。

そうしたものについては、リサイクルショップへの持ち込みをご提案し、利用できそうなお店をご案内しました。

また、反物やハギレなども、手放すものとして整理しました。

一方で、手持ちの着物や帯、小物を組み合わせると、思いもよらないコーディネートが見つかりました。

これが着物の面白いところです。

新しいものを買い足さなくても、今ある着物や帯を組み合わせるだけで、着こなしの幅が広がります。

今回のご相談でも、余計な買い物をしなくても楽しめることを実感していただけました。

また、ご自身には少し派手になったと感じる着物は、お嬢さんのためにコーディネートしました。

着物は世代を超えて受け継げるのも魅力ですね。

こちらについては、別の記事で詳しくご紹介したいと思います。

自分で着物整理を始める3つのポイント

今回のご相談を通して、着物整理を始めるときにおすすめしたいポイントを3つにまとめました。

① 着物を着る予定をつくる

「いつか整理しよう」では、なかなか始められないものです。

観劇や食事会、お出かけなど、まずは着物を着る機会をつくってみませんか?

着る予定が決まると、どの着物を着ようかと具体的に考えられるようになります。

② 一枚ずつ広げて、これから着たいか考える

昔は気に入って着ていた着物でも、今は好みが変わっていることがあります。

また、譲り受けた着物は、どう着こなせばよいのかわからないことも。

まずは一枚ずつ広げて、今の自分が着たいと思えるか考えてみましょう。

すぐに決められない着物は、無理に処分せず、いったん保留にしてもいいと思います。

③ 新しく買う前に、手持ちの帯や小物を合わせてみる

着物だけを見て「もう着られない」と決めてしまうのは、もったいないかもしれません。

帯や帯揚げ、帯締めを変えるだけで、印象が変わることがあります。

まずは手持ちのもので、いろいろな組み合わせを試してみましょう。

思いがけない素敵なコーディネートが見つかるかもしれませんよ。

眠っていた着物に、もう一度出番をつくる。

コーディネートがわからず出番のなかった、お母様の着物と帯・小物を生かした組み合わせ
コーディネートがわからず出番のなかった、お母様の着物と帯・小物を生かした組み合わせ

まとめ|着物整理は、もっと着物を楽しむために

今回のご相談では、着物の整理だけでなく、お出かけのためのコーディネートも完成しました。

さらに、手持ちの着物や帯を生かした新しい組み合わせを発見。

お客様が「もっと着物を着たい」と思ってくださったことが、私にとっても嬉しい出来事でした。

着物整理というと、どうしても「何を処分するか」に目が向きがちです。

でも、大切なのは、これからどんな着物を楽しんでいきたいかということ。

着物を減らすことが目的ではなく、今ある着物を生かして、これからもっと楽しむための整理。

皆さんも、着物を着る予定をきっかけに、タンスの中を見直してみませんか?

詳しくは、下の「着物よろず相談」をご覧ください。

みつ子きもの教室では、お手持ちの着物や帯の整理、コーディネートのご相談を承っています。

詳しくは、下の「着物よろず相談」をご覧ください。

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