【体験談:デニム着物でイベント三昧】 着崩れしない着付け&工夫

2025年5月、昼過ぎから夜中の12時過ぎまで、デニム着物を着てとあるイベントに参加しました。

約10時間、天気や汚れを気にせず快適に過ごすことができたのは、事前に準備したちょっとした工夫のおかげです。

今回は、私の着用レポートを交えながら、デニム着物でイベントを楽しむためのヒントをまとめました。

簡単で、費用も時間もあまりかからない工夫ばかりなので、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

結論:デニム着物なら天気も汚れも気にせず一日中快適!

今回の体験で、次の3つをしっかり叶えることができました。

✔ 着崩れなしで動きやすい

動き回るイベントでも着物と襦袢の着方を工夫して、着崩れすることなく最後まできれいに着こなせました。裾を短く着たことで足さばきも良く、靴で安心して歩けたのが大きなポイントです。

✔ 腰痛が心配でも帯がコルセット代わりになって疲れにくい

補正なしで半幅帯にしたことで、締めつけ感がなく、腰にも優しい着付けができました。長時間のイベントでも、腰痛を心配せず心から楽しめました。かなり歩いたので足は疲れましたが。

✔ レース半衿でおしゃれ感アップ

レースの半衿を取り入れることで、デニム着物がグッと華やかになり、気分も上がりました。半衿用両面テープで簡単に装着できるのも便利でした!

どれも簡単な工夫ばかりで、気軽にデニム着物を楽しめるヒントになったと思います。

ぜひ皆さんも、自分らしいスタイルでデニム着物を楽しんでみてくださいね!

1. デニム着物の下に何を着たのか?

デニム着物は短めに着ると足さばきが良く、動きやすいので今回も短めに着用しました。

その下は、洋服用のブラと七分袖のエアリズム(ユニクロ)、「き楽っく極」長襦袢を着ました。

レースの半衿をどうしても付けたくて、今回は長襦袢が必須。き楽っくの衿を広げ、半衿用両面テープを貼って、その上にレース半衿を置くだけで簡単に準備完了しました。

き楽っくの衿を広げ、半衿用両面テープを貼っている写真

2. 着崩れ防止の補正はどうしたのか?

今回はあえて補正なし!

図書館で借りた『七緒vol.29』に載っていた「伸びる包帯」を活用しました。

背中に安全ピンで付けた包帯を身八つ口から通してアンダーバストでゆるく結ぶ。さらに、襦袢の衿先にも包帯をつけ、後ろで交差して前で結ぶことで衿元が安定しました。

襦袢の衿をしっかり抜いて半衿を多めに出すことで、補正がなくても一日中着崩れなしでした。

伸びる包帯で襦袢を着る写真

3. 長時間イベントを快適に過ごす工夫

  • 両手が自由になるショルダーバッグ(斜めがけ)
  • 暑さ寒さの体温調節は七分袖エアリズムをまくったり伸ばしたり
  • デニム着物は短めに着付けて、足さばきスムーズ
  • 「き楽っく極」長襦袢の裾を短く縫い上げてもごわつきなし&快適
  • 帯は半幅帯(斉藤上太郎さんデザイン)をかるた結びでコンパクトに
  • さらに、麻半幅帯の雨対策にユニクロのパーカーを羽織ってもデニム着物なら違和感なし!
デニム着物の上にパーカーを着ている写真
デニム着物と靴の写真

4. 着心地と反省点

「き楽っく極」長襦袢はシルク素材で静電気知らず、肌触りがとても良く快適でした。

裾丈はもう少し長くしても良かったかもしれませんが、全体的に大満足!

昨年は小ぶりな銀座結びでアトラクションのバーがギリギリ下がりましたが、今回は半幅帯で余裕でした(笑)。

き楽っく長襦袢を短く縫い上げた写真

5. まとめ

デニム着物は洋服感覚で気軽に楽しめるだけでなく、

・汚れても家で洗える

・透け感なし

・雨でも縮みにくい

と機能性抜群!

今回は「伸びる包帯」や「き楽っく極」長襦袢を活用することで、補正なしでも快適に過ごせました。

「きもの=敷居が高い」と思われがちですが、ぜひ皆さんもチャレンジしてみてくださいね♪

夜中12時を過ぎても、半衿がきれいなまま帰宅できたのも嬉しかったです。

帰宅途中の襟元が綺麗なままの写真

私のデニム着物は弓月のでにむどすというブランドです。かなり前に購入しました。サイズはSですが、少し大きいです。

弓月のでにむどすの商標の写真

おまけ:この日のために新調した小物たち

  • 半幅帯・・・縞ボタン柄、憧れの定番柄です
  • レース半衿・・・お値段高めですがとても肌触りが良くびっくり!さすがですね
  • トーション足袋・・・YouTubeのショーを見てどんなかと
    3点とも斉藤上太郎さんです。
    本社で見せていただき購入しました。

斎藤上太郎と「縞ボタン」について
斎藤上太郎(JOTARO SAITO)は、現代着物デザイナーとして知られ、伝統と革新を融合した独自のデザインで高い評価を受けています。
「縞ボタン(しまボタン)」は、斎藤上太郎が手がけるブランドの代表的な柄の一つです。これは「ボタン(牡丹)」のシルエットに縞模様を重ねて表現したもので、花を縞で描くことで独特のデザイン性を持たせたJOTARO SAITOのアイコン的存在となっています。(perplexityより引用)

斉藤上太郎の半幅帯とレースの半衿、トーション足袋の写真

最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が参考になれば嬉しいです。

着付け教室も開いていますので、体験レッスンをご希望の方はぜひお気軽にお問い合わせください♪


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