派手になった羽織があるんだけど、丈も短くて今時じゃないのよね。
どうしたらいいか困っていてるの!
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着物歴30数年の着付け講師みつ子が多く寄せられるこのお悩みを解決します。
この記事の結論
リメイクをする
- 簡単なリメイク服を本を見て自作する
- リメイクをプロに依頼する
- 友人知人などに作ってもらって生地をシェアする
引き取り業者に引き取ってもらうなど
- 箱に入れて引き取り業者に送って買取依頼する
- 自分でリサイクルショップへ持っていく(本人証明書を持っていく)
- フリマやネットショップで売る(メルカリなど)
- 大手着物会社などの催事で買取査定してもらう(「いち利」では現金ではなくポイントがもらえる)
一例を挙げながら解決法をお伝えしますので最後までご覧ください。
姉は自分で着物を着られないのに、たくさんの着物をもってお嫁に行きました。
やむなく、バイセル引き取り査定依頼しましたが、羽織はすべて着丈が短く引き取ってもらえませんでした。
姉や友人から『勿体ないけどもう着ないしずーっと箪笥の肥やし!何とかならないかしら?』皆さんと同じ悩みです。
着物では派手で着れなくても、洋服ならインナーにしたり上下分けてツーピースにすると
全身に派手さが出ないので着ることができます。
洋裁の知識が全くない私がリメイクの本を図書館で借りて作りました。
作りやすい解説付きの本がたくさんあります。
先ずは図書館で自分のニーズに合いそうな本を借りて作ってみて下さい。
商品としてでなく自分が着る分には少々雑でも大丈夫です。
私が最終的に、手元に置いておきたいと思う本です。
嫁入り支度的習慣がある私たちの年代は、もったいない気持ち、お金をかけて持たせてくれた親の気持ちなどを考えると
複雑で、解決の道が見えず放置状態がずーと続きます。
私も自宅リフォームの時、置く場所が狭くなり、やむなく、リサイクル業者に引き取ってもらいました。
二束三文でいまだに切ない気持ちが残ってます。
そんな複雑な想いから、姉の羽織を見て最初は
帯になら少々派手でもいいかなと、羽織を名古屋帯に仕立て替えました。
費用は、羽織を解いて反物につなぎ合わせて帯芯代+仕立て代で1万5千円くらいでした。
孫に残したいと考えていますが何年先になるのやら!?
YouTubeでも活況で、今更、ですが、皆行きつくところは一緒ですね!
自己流ですが、若い時、編み物はやって、そこそこ、着られるものは作っていたのですが
洋裁の知識が全くない私ですが箪笥の肥やしをどうにかしたいという一心で
一念発起して、着物リメイクの本を図書館で借りて、リメイクにとりかかりました。
最初のリメイクは本を見て、自己流でジャケットのような羽織りものを作りました。母の単衣の喪服から作りました。
喪服は黒なので活用しやすいです。袖の部分に桔梗の紋が見えますがそれもまた、良いアクセントになっています。
デパート勤務時に大活躍しました。お客様も、紋があるのでお声かけがありました。
ここでも、皆さん、持て余されているというお話でした。
参考にしたのは松下純子さんの本です。残布で、ワイドパンツも作り、仕事時に愛用しています(^_-)-☆
ジャケットは手縫いで挑戦しました!出来上がると、愛着もわき、達成感と一つでも箪笥の肥やしから脱出できた満足感を感じました。
着物リメイクの本はいっぱい売られているので同じ悩みの方は探して見てください。
不要になったものが日の目を見ることは
捨てる罪悪感から解放され、また、それが、褒められたりしたら最高にうれしいです!
百均ショップでも売っていますが、縫い針は大事です。
この糸通しがなければ裁縫は不可能です。もちろん、ご家庭に一つあると便利です。
何作か、本を見て作ったり、教わったりで自作自演を楽しんでいます。
少々、不出来でも、自分が着るなら大丈夫って感じです。
正絹(シルク)なので肌さわりはいいですよ!
そして、次何を作ろうとなった時、帯を作った後の残布はあれど羽縫い(反物につなぎ合わせること)の部分があり
生地の身幅が出ません。
リビング京都のオリジナル洋裁の先生は、着物リメイクも教えてられ、羽縫いを縫い込んで身幅がとれるように工夫して下さいました。
そんな裏技のお陰でブラウスが完成しました。
これからは、この手法を使うと残布もとことん使いきれそうです。
そんなこんなで、羽織一枚から帯とブラウスが出来ました!
箪笥の肥やし撲滅運動推進も2つクリアーできました。
カラー診断でスプリングタイプの私にはピッタリ!かも( ◠‿◠ )
派手な色柄の着物でも洋服にリメイクするとかえって顔周りが明るくなったり、差し色になったりでインナーでも活躍してもらえそうです。
実際にオールシーズン大活躍しています!
私が通っていたオリジナル洋裁教室はリビングカルチャー京都で、いつも賑わっています。。
次から次へとおしゅとめさんに頂いた着物を持ってこられて洋服にリメイクされる方、
型紙を貸しあったり、作品を参考にさせて頂いたりと、とても楽しい教室でした。
また、時間が確保出来たら通いたいと思います。
姉や妹の着物や帯が出番を待っていますから(^^♪
最後までお読みいただき有難うございました。
持て余しているよりはリメイクしてでも活用したほうが良いとして提案してきましたが、一般的なメリット、デメリットもお伝えします。
着物リメイクのメリット&デメリット
メリット
- 個性的なファッション:着物の美しい生地やデザインを活かし、一つしかない個性的な洋服を手に入れることができる。
- 伝統と現代の融合:リメイクすることで伝統と現代のファッションの融合が楽しめる。
- 着心地に良さ:シルクの着物の柔らかく心地の良い生地を使い快適な着心地の洋服を手に入れられる。
デメリット
- 本来持つ着物の価値低下:もとに戻せないので着物としての価値は無くなる。
- 手間と費用:ある程度の技術や手間や費用がかかる。
- 後悔の念:リメイク後に活用方法を見い出せ後悔する可能性がある。
この記事が参考になれば嬉しいです。
着付け教室も開校しています。お問い合わせお待ちしております。
着物リメイクに関するお問い合わせもお待ちしております。
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