こんにちは。着付け講師30数年のみつ子です。
最近の断捨離で、買取業者2社に着物や帯の査定を依頼しました。
ところが長襦袢はどちらの業者でも買取対象外でした。
▼あわせて読みたい
【正直レビュー】き楽っく長襦袢は本当に使える?着物講師が本音で解説
まだ十分着られる状態なのに処分するのはもったいない。
とはいえ、長襦袢は下着扱いなので、人に譲るのも少し気を使います。
そこで思いついたのが、長襦袢のリメイクでした。
今回は、買取してもらえなかった長襦袢をブラウスへリメイクした実例と、以前に縮んでしまった長襦袢をリメイクした体験をご紹介します。
買取不可だった長襦袢をブラウスにリメイク
今回リメイクしたのは、薄いうぐいす色の長襦袢です。
卍つなぎに菊と蘭の地模様が入り、さらに桜の花びらが染められています。
着物を着ると隠れてしまう部分ですが、とても気に入っていた一枚でした。
これに梅と竹が加わると「四君子」と呼ばれる縁起の良い柄になります。
以前通っていたリメイク教室を再受講し、先生に型紙を起こしていただいてブラウスへリメイクしました。
出来上がったのは、かぶりタイプの立ち襟ブラウスです。

長襦袢のやわらかな風合いを活かしながら、普段着としても着やすいデザインになりました。
着てみて驚いたシルクの着心地
完成したブラウスを着て出かけてみると、その着心地の良さに改めて驚きました。
長襦袢はもともと肌に直接触れるためのものなので、ブラウスになってもシルクのなめらかな肌触りはそのままです。
軽くてさらりとしていて、長時間着ていても快適でした。

お気に入りだった長襦袢を別の形でまた楽しめるようになり、とても嬉しく思っています。
インナーとしてもアウターとしても使いやすく、コーディネートを考えるのも楽しみです。
袖も無駄なく活用しました
ブラウスを作る際に外した袖も無駄にはしませんでした。
袖だけを残し、「き楽っく」の襦袢に付け袖として再利用しています。
袖口からのぞく長襦袢ならではの美しさはそのまま楽しめるので、とても重宝しています。

一枚の長襦袢をできるだけ活かしたいという思いから生まれた活用法です。
実はこれが長襦袢リメイクの第二作です
今回ブラウスにリメイクした長襦袢は、断捨離の際に買取対象外だった一枚でした。
実は長襦袢のリメイクは今回が初めてではありません。
第一作は、洗ったことで縮んでしまい、そのままでは着られなくなった長襦袢でした。
リメイクのきっかけは違いますが、どちらも「まだ活かせるのにもったいない」という思いから生まれたものです。
第一作は縮んだ長襦袢をチュニックに
以前、知人から「正絹の襦袢を洗っても縮まなかった」と聞き、何枚か試しに洗ってみました。
ところが、全く縮まないものもあれば、縦方向だけ縮むものもありました。
私のお気に入りの長襦袢は袖丈が短くなってしまい、そのままでは着られなくなってしまいました。
そこで思い切ってチュニックへリメイクすることに。

和柄が強すぎないので普段の洋服にも合わせやすく、今でも愛用しています。
2024年6月に着て出かけた際は、さらさらとした着心地がとても快適でした。
さらに2025年5月の新緑の季節にも活躍してくれました。
長襦袢は着物の下に隠れてしまうことが多いですが、リメイクすることで柄や色の美しさを存分に楽しめます。
残り布でスヌードも作りました
チュニックを作ったあとも生地が残ったので、お揃いのスヌードを作りました。
首元にふんわりと沿い、シルクのやさしい肌触りが心地よく、とても気に入っています。

長襦袢は生地が軽くて柔らかいため、小物づくりにも向いています。
こうして最後まで使い切れるのも、リメイクの大きな魅力だと思います。
リメイク教室を利用するのもおすすめ
今回のブラウスとロングカーディガンは、以前通っていたリメイク教室を再受講して作りました。
自分で型紙を起こすのが難しくても、教室なら先生に相談しながら進めることができます。
お住まいの地域名と「着物リメイク教室」で検索すると、意外と近くに教室が見つかるかもしれません。
また、市販のリメイク本もたくさん出版されています。
まずは図書館で借りてみて、自分に合ったものを探してみるのもおすすめです。

長襦袢リメイクの魅力
実際にリメイクして感じた魅力はたくさんあります。
・買取してもらえなかった長襦袢を活かせる
・縮んで着られなくなった長襦袢も蘇る
・シルクの着心地を日常で楽しめる
・思い出のある柄や色を残せる
・生地を最後まで使い切れる
・断捨離しながらお気に入りの服が増える
タンスに眠らせたままにするよりも、実際に着て楽しめる方が長襦袢も喜んでいるような気がします。
まとめ
長襦袢は買取してもらえないことも少なくありません。
また、洗濯によって縮んでしまい着られなくなることもあります。
そんなときは、リメイクという選択肢もあります。
私の場合、買取不可だった長襦袢はブラウスに、縮んでしまった長襦袢はチュニックに生まれ変わりました。
どちらも今ではお気に入りの一着です。
「捨てるのはもったいない」
そんな長襦袢があれば、ぜひリメイクも検討してみてください。
思い出の詰まった一枚が、新しい形で再び活躍してくれるかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
まずは図書館で借りて試しに読んでみて、気に入ったら購入を検討してください。見ているだけでも楽しめますよ!


コメント